ガラケー時代は独自の進化をとげて「世界初」がいっぱい!日本の携帯電話業界を振り返る
ガラケー時代のほうが、新商品発表会がワクワクした!それは、日本が独自路線で様々な機能やサービスを提供してきたらからではないでしょうか。ここでは、ガラケー時代の「世界初」を振り返ってみましょう。
ガラケー時代の携帯は「世界初」がいっぱい
ガラケーとは
そもそも、ガラケー(ガラパゴス携帯)と言う言葉ができたのは、スマートフォンが出てきてからだと思いますが、その意味を再確認すると。
ガラパゴス携帯とは、早い話が2010年ごろまでにあった「普通のケータイ」のことを意味します。 略してガラケーなんて言われていますね。日本の携帯電話は長らく世界標準を無視した独自の進化をとげてきました。 着うた・着メロ・ワンセグ・edy(おサイフ携帯)・ゲーム・アプリなどなど、そういうのはみんな日本独自の機能なんです。
かつて、ガラケー時代と言えば多くの日本メーカーは「世界初○○な携帯」というなキャッチコピーをうたい最先端な端末を出してきました。ここでは、その世界初を振り返ってみましょう。
1979年:世界初の自動車電話サービス
1979年12月3日、旧・日本電信電話公社(電電公社)による自動車電話サービスが世界で初めて始まった。但し自動車電話は車内でしか利用できず携帯電話とは呼べなかった。
MT-800M形1号
当時の機種はこちら!よく見たら圏外のランプも付いています。当時は当時はすべて電電公社からのレンタル品であり、保証金20万円のほか、月額基本料3万円、通話料が6秒で10円と、非常に高額でした。
その後、携帯電話が普及しはじめたのは90年代。レンタルの時代から購入の時代へ。しかし、すでに世界と異なるPDCという規格でスタートした2G、日本はこの時代からガラパゴスだったのかもしれません。
1995年:PHS開始 もちろん世界初
簡易型携帯電話サービス、PHSが始まり、端末や通話料の安さもあり若年層を中心に普及した。当初は携帯電話との相互通話が不可能だったり、電波が受信しにくいという制限があったことや、携帯電話端末・料金の値下げなどによって次第に苦戦し、携帯音声通信サービスの日本国内での市場では、契約者数ベースで携帯電話に大きな差を付けられている。
PHSサービスは日本でのサービスがほとんどでしたが、実は一部の国や地域でもサービスインしていた歴史があります。
今でも見かけるアステルの基地局
サービスインした当時は出力も弱かったので電柱のいたるところにアンテナがありましたね。すでにサービス終了しているけど、今でもアステルの基地局が放置されたままだったりします。携帯電話よりすごい時代もあったPHS 発売されたユニークな端末たち - Middle Edge(ミドルエッジ)
1996年:世界初の着メロ開始
1996年5月、ドコモの「デジタルムーバN103HYPER」(製造元:NEC)が発売され、着信メロディ機能が携帯電話としては世界で初めて搭載され、プリセット楽曲から選択できた。同年9月には日本移動通信(現KDDI)も、携帯電話としては初めて自分で作曲したメロディを着信音にすることができる 「メロディ着信音作曲機能」を搭載した端末を発売した。
CDが売れまくっていた時代だからこそ、この発想があったのだと思います。
デジタルムーバN103HYPER
当時は、着信メロディと言っても、プリセット楽曲だけ。これより以前の機種の着信音はベル等の音と考えると、凄い進化です。
着メロ本
その後、自分で入力するのが主流になり、専用の本が出るほど。
1999年:世界初のインターネットサービスとE-mail開始
1999年1月にドコモがiモードを、同年4月には旧DDIセルラーグループが「EZweb」を開始し、世界に先駆けて携帯電話を使ったインターネットサービスが提供された。それまでのSMS(ショートメール)に代わり、携帯メール(電子メール)も始まった。こうした着メロ機能があったり、ネットやメール対応した多機能携帯を、いわゆるフィーチャー・フォン(日本型高機能携帯電話)という。
N501i
iモードが始まったのは501シリーズからでした。当時から大人気だったのがN(NEC)の折りたたみ携帯でした。携帯でネットやメールができるけど、ネットに関しては携帯電話専用サイトでこの当時はまだ液晶がカラーではない...
1999年:世界初のカメラ内蔵携帯
1999年9月、京セラが世界で初めてカメラ付きPHS「VP-210」をDDIポケット(現ウィルコム)から発売した。翌2000年11月には、Jフォンとシャープが写メールの前身サービスを世界で初めて開始した。これによって携帯カメラで撮影した画像をメールに添付し、友人らに送ることが一般的になった。
PHS「VP-210」
当時は転送速度がPHSの方が上だったということもあり、この端末でテレビ電話が可能でした!
J-SH04(j-phone)
携帯電話として世界初のカメラ付き携帯はこの機種が!もちろん大ヒットして「写メール」という言葉もうまれました。
2001年:世界初の3Gサービス開始
2001年には日本において、世界初の第三世代携帯電話(3G、W-CDMA)の商用サービスが始まった。いわゆるフィーチャー・フォン(日本型高機能携帯電話)と呼ばれるものだが、テレビ電話が可能となったほか、パーソナルコンピュータと接続して、高速なデータ通信が行えるようになった。またそれまでは携帯電話でのインターネット利用は、iモードなど、限られたサービスの枠内に留まっていたのが、パソコンと同じポータルサイトでインターネットニュースを見たり、Googleなどの検索エンジンを使ったWEB検索や画像検索、ブログや電子掲示板へのコメント投稿もできるようになるなど、パソコンとほぼ同等の利用が可能になった。
FOMAの初期端末(D2101V)
3Gサービスが始まったのは良いが、当初はサービスエリアが狭く、端末もムーバに比べて巨大で電池もすぐ無くなるという、良いところがありませんでした。
2002年:世界初3D表示できるケータイ
2004年:世界初FeliCaチップを搭載した携帯電話
2004年7月にはFeliCaチップを搭載した携帯電話が発売開始された。携帯電話にFeliCaチップを搭載することで、EdyやSuica(モバイルSuica)などを携帯電話で利用できる。モバイルFeliCaチップを利用したサービスをいち早く開始したNTTドコモの登録商標である「おサイフケータイ」が、事業者をまたいでのサービスブランドとして定着している。
ドコモのiC シリーズ
フェリカチップ搭載により、私達の生活が大きくかわりました。ドコモから最初に出た端末は他の端末と区別する為、型番がiC となっていました。
2006年:世界初のワンセグ
三洋電機製「W33SA」
2006年4月1日に始ままった地上デジタル放送サービスに対応した世界初の携帯電話。
ワンセグは、そもそも日本の仕様かもしれませんが、デジタルテレビを携帯電話で見るという時代が来るとは思ってませんでした。
その後、時代はスマートフォン、世界標準企画へ
今考えると、2G〜3G前半にかけて、ガラパゴス携帯と言われた日本の携帯、独自路線で常に最先端な「世界初」な携帯電話を作っていた時代が懐かしいですね。
