Microsoftマイクロソフト、開発者向けサービスのGitHubギットハブ75億ドルで買収 正式発表

マイクロソフト、開発者向けサービスのギットハブ買収で合意-関係者

米マイクロソフトは、ソースコードのバージョン管理ツールを利用した共有ウェブサービスを提供する米ギットハブを買収することで合意した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。合意は4日にも発表される可能性があるという。ギットハブのウェブサービスは多くのソフトウエア開発者の間で人気を博している。

これら関係者の1人によると、ギットハブは株式上場よりも会社売却を望み、サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)に好印象を持ったことなどからマイクロソフトを売却先に選んだ。同関係者は情報が部外秘だとして匿名で語った。3日時点では合意の条件は明らかになっていない。ギットハブは2015年に20億ドル(約2200億円)の評価を受けている。

サンフランシスコに本拠を置くギットハブは人気のサービスで利益を挙げることができず9カ月前から新CEOを探していたが、この買収が実現すれば前進が可能になる。また、オープンソース・ソフトウエアへの依存度を高めつつあるマイクロソフトにとっても重要なプログラム・ツールを獲得できる。

マイクロソフトの広報担当フランク・ショー氏はコメントを控えた。ギットハブに電子メールでコメントを求めたが返答はなかった。

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Microsoft、GitHubを75億ドルで買収 正式発表

 米Microsoftは6月4日(現地時間)、ソースコード共有ツールを手がける米GitHubを買収することで合意したと発表した。買収金額は75億ドル(約8220億円)。買収は規制当局の承認を経て2018年中に完了する見通し。

 GitHubは2008年創業の非公開企業。ソースコードを共有するためのWebサービスを提供し、2800万人超の開発者が利用している。

 買収後、GitHub現CEOのクリス・ワンストラス氏は退任し、新CEOにはXamarin創業者でもあるMicrosoftのナット・フリードマン副社長が就任する予定。GitHubは買収後もMicrosoft傘下の独立した企業として運営し「あらゆる業界の全ての開発者にオープンプラットフォームを提供していく」という。ワンストラス氏はMicrosoftのテクニカルフェローに就く。

 Microsoftのサティア・ナデラCEOは買収に当たって「Microsoftは開発者ファーストの企業。GitHubと協力し、開発者の自由、オープン性、革新へのコミットメントを強める」とコメントしている。

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