黄砂やPM2.5問題、空気清浄機の普及率の実情をさぐる、二人以上世帯の方が空気清浄機の普及率は高い

空気清浄機の普及率の実情をさぐる

・空気清浄機の普及率は二人以上世帯で43.8%(2018年)。

・2013年に普及率は「5世帯に2世帯」を超え、それ以降は横ばい。

・単身世帯よりも二人以上世帯の方が空気清浄機の普及率は高い。一人暮らしでは「自分が我慢すれば」との判断が働いている可能性。

花粉だけで無く黄砂やPM2.5問題が世間を騒がせ、その対応策として注目を集めつつある家電、空気清浄機。その普及率の実情を内閣府の消費動向調査(※)の結果から確認する。

次に示すのは二人以上世帯における空気清浄機の、普及率の長期的動向と、直近年における住宅所有関連別の実情。長期調査の対象は二人以上世帯のみなので、長期的動向は二人以上世帯での確認となる。

空気清浄機の普及率は二人以上世帯限定だが2013年に「5世帯に2世帯」を超え、それ以降は横ばい。2007年以降では2013年はもっとも大きな上昇幅(前年比プラス3.5%ポイント)を示したが、これは黄砂・PM2.5関連がしきりに報じられ、空気清浄機が大きな注目を集めたことが関係していると考えて間違いあるまい。

また、世帯種類別では単身世帯よりは二人以上世帯の方が普及率が高い。これは複数人数が同時に利用(特に子供の健康を考慮)するため、必要性が高いとの判断によるもの。見方を変えれば単身世帯は「一人暮らしだから、空気清浄機のような大げさなのは不必要」と判断している可能性が高い。

なお消費動向調査の調査票の空気清浄機の説明には「エアコンに付いている機能は除く」とある。エアコンに空気清浄機能が付いているものが増えたのも、空気清浄機そのものの普及率が頭打ちの一因かもしれない。

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