Windows 10 IoT Coreを使えばペットもIoT。顔認証でお散歩用ドアを解錠できちゃうシステム
IoTで、ペットの暮らしもちょっとだけ便利に。
自由度の高い電子工作を可能にするシングルボードコンピューター。ラズベリーパイはその代表例ですが、これらにはいくつかのOSが用意されています。そして、我々にとってお馴染みのWindowsにも、実はシングルボードコンピューター向けの「Windows 10 IoT Core」があるんです。
これには、電子工作を楽しくさせてくれる工夫がいろいろと施されているようです。たとえば自宅のペットが使うお散歩用ドアを、顔認証で解錠/施錠させることだって可能。
デモ映像に使われているのは、Intel(インテル)が作ったMinnowBoard MAX。これにカメラやサーボモーター、赤外線モーション・センサーにOpenCVを組み合わせ、「Windows 10 IoT Core」でそれらを制御します。
すると動体検知によりカメラが起動し、素早く顔認証が行なわれます。そこで、あらかじめ学習させておいたペットの顔が認証されれば、ドアが解錠するという仕組みなんですね。ちなみに、カメラによる顔認証は外側だけでOK。内側はモーション・センサーのみで構いません。
これなら、もしもよそんちのペットや野生のアライグマなどが来ても家には入れませんね。しかも、ペットが出入りする際は飼い主に通知することもできるスグレモノです。
ペットは最初、これが何かわからないかもしれません。でも、「お散歩用ドアだよ」と教えていってあげればきっと大丈夫。電子工作好きなペットオーナーはぜひともお試しを!