ウーバー自動運転車が死亡事故 米アリゾナ州で通行人はねる
米配車アプリ大手のウーバー(Uber)は19日、アリゾナ州で同社の自動運転車が死亡事故を起こしたことを受け、自動運転車の試験走行を停止したと発表した。
同社によると、事故は18日夜、アリゾナ州テンピ(Tempe)で発生。運転席にオペレーターが座った状態で自動運転を行っていた車が、通りを歩いていた女性をはねた。女性は病院に搬送されたが、後に死亡した。
ウーバーの広報担当者はAFPに対し、被害者の遺族への弔意を表明。「この事故を捜査する地元当局に全面的に協力している」と述べた。同社は事故を受け、テンピやピッツバーグ(Pittsburgh)、サンフランシスコ(San Francisco)、カナダのトロント(Toronto)で試験中だった自動運転車の使用を停止したという。
自動運転車が通行人を巻き込む死亡事故を起こしたのは初めて。2016年には米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)が自動運転車業界で初の死亡事故を起こしており、今回の事故を受け、同業界が自動運転車の導入を急ぎ過ぎているのではとの懸念が高まることが予想される。
米ウーバー、20年までに「空飛ぶ車」の試験飛行
米配車アプリ大手ウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies)は25日、2020年までに「空飛ぶ車」の技術を開発し、試験飛行を行う計画を発表した。
ウーバーは垂直離着陸(VTOL)が可能な空飛ぶ車の開発と、これを利用した都市部での短距離輸送ネットワークの導入を目指すプロジェクト「ウーバー・エレベート(Uber Elevate)」を進めるための複数の関連企業との提携を発表。試験飛行はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)と米テキサス(Texas)州ダラス・フォートワース(Dallas-Fort Worth)で行われる。
ウーバーは声明で「将来的に利用者がボタン一つで市内外を素早く飛行できるようにするための、新しいオンデマンド形式のVTOL機ネットワークの構築が目標」と述べている。
また、ドバイで2020年に開催される万博で最初の試験飛行を行いたいとの目標を示している他、同年にはダラス・フォートワースでも実験を行い、2023年までにテキサス州周辺でのサービスの本格的な運用開始を目指している。
空飛ぶ車の開発のためにウーバーが提携した企業には米ヘリコプター製造会社、ベル・ヘリコプター(Bell Helicopter)、ブラジルの航空機メーカー、エンブラエル(Embraer)、スロベニアの軽飛行機メーカー、ピピストレル(Pipistrel)が含まれている。
