Apple Watch Series 3、新たにスキーとスノーボードをアクティビティとして追跡可能に

Apple Watch Series 3、
新たにスキーとスノーボードを
アクティビティとして追跡可能に

スキーヤーおよびスノーボーダーの皆様は本日より、App Storeで提供中の各アプリケーションの最新バージョンを利用することにより、Apple Watch Series 3を使ってスキーおよびスノーボードを用いた運動量を記録できるようになります。滑走を記録したり、標高差などのデータを確認したり、アクティブカロリーをApple Watchのアクティビティアプリケーションに直接反映させることもできます。

デベロッパの皆様は、Apple Watch Series 3が内蔵するGPSや高度計、watchOS 4.2で導入されたカスタムワークアウトAPIを利用して、特定の数値を計測·追跡することができます。snoww、Slopes、Squaw Alpine、Snocru、Ski Tracks各アプリケーションを最新バージョンにアップデートすることにより、ゲレンデで以下のような新しい数値を計測·追跡できるようになります:
  • 総標高差および水平距離
  • 滑走本数
  • 平均および最高速度
  • 合計所要時間
  • 燃焼カロリー

各アプリケーションは自動的に計測の中断と再開を行い、その結果はApple Watchのアクティビティリングに加算できます。ワークアウト情報は、ユーザの許可を元にiPhoneのヘルスケアアプリケーションに対しても記録されます。Slopesおよびsnowwアプリケーションでは、Siriを利用して、声で滑走の追跡を開始することもできます。

「Apple Watchで滑走の詳細を追跡できるのは、訓練に励むアスリートから単に楽しく活動的にでありたいと願うスキーヤーやスノーボーダーまで、誰にとってもありがたい機能といえるでしょう。Apple Watchのために作られたSquaw Alpineアプリケーションは家族と外出する際に大いに役立っています。子供たちがゲレンデのどこにいるか正確に知ることができるだけでなく、家族で成績を比べたりもできるので、息子たちと常に連絡を取り合いながら、競走を楽しんだりしています」と、オリンピックのモーグル金メダリストで、Squaw Alpine Mountainのアンバサダーを務めている、Jonny Moseley氏は述べています。

「Apple Watch Series 3およびwatchOS 4.2により実現できた今回のアップデートを嬉しく思います。snowwは、ゲレンデに出ている時のことを考えて、手早く操作できたり、手首をさっと見て確認できるような簡便さを念頭に置いて開発しました。今回のアップデートでは、正確で関連性の高い数値を記録できるようになったほか、利用者にとって面白いソーシャル体験も生み出せるようになりました」と、snowwを開発したEddy Healey氏は述べています。

上記で紹介した各アプリケーションの最新バージョンはApp Storeで提供が開始されており、ご利用にはwatchOS 4.2以降が必要です。 

国内においてもZones 心拍トレーニング アプリケーションがこのカスタムワークアウトAPIを利用しています。

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