「市長の写真」多すぎ?小中学校の教材、差し替えへ
大分県別府市の長野恭紘市長の写真が多いと疑問視する声が一部で出ていた小中学生用の学習資料本について、市教育委員会は27日、写真を差し替えるなどした改訂版4千部を配布すると明らかにした。4月に新しく配る分から差し替える。
学習資料本は「別府学」をテーマとするカラーA4判。歴史や伝統文化、先人の功績を伝え、別府に誇りや愛着を持ってもらおうと作成した。総合学習などの授業に使う補助教材として想定。昨年4月、小学低・中・高学年と中学生向けに4種類計9400部を私立を含む児童生徒に配った。
ところが、高学年の冊子で盆踊り歌を紹介する見開きのページに浴衣姿で踊る長野市長らの写真が載った。高学年と中学生用の末尾の市長あいさつの欄にも、長野市長の顔とポーズ写真が2枚ずつ掲載されていた。
保護者の一人は「学校の教材にまで市長が出るの?」と違和感を抱いたという。昨年6月の市議会一般質問でも取り上げられ、「授業で使う本に現職の政治家を載せていいのか」といった指摘が出ていた。
