社内調査でアルミ外す=対応遅れ改ざん継続―三菱マテリアル、不備認める
三菱マテリアルは8日、三菱アルミニウム(東京)などグループ企業3社で新たな品質不正があったと発表した。当初の社内調査の対象から三菱アルミを除外していたことが判明。対応が遅れて不正を見抜けず、製品のデータの改ざんが今年1月まで続いていた。また改ざん手法を社内で共有する「指南書」が三菱アルミにもあった。
三菱マテは2月末をめどに最終報告をとりまとめる予定だったが、3月以降に延期する。同社の小野直樹副社長は記者会見で「当初の調査手法が不十分な点は認めざるを得ない」と述べた。不正を見逃した品質管理体制への不信が増しそうだ。
三菱アルミとその子会社でアルミ加工を手掛ける立花金属工業(大阪市)、自動車用機械部品を製造するダイヤメット(新潟市)の3社は検査データを改ざんして製品を出荷。検査自体がなかったり、JIS規格に合わない方法で検査したりした例もあった。自動車部品に使われるアルミ押し出し製品など対象製品の出荷先は約500社。
