JR西社長「信頼裏切った」=のぞみ台車亀裂で謝罪―ダイヤ優先は否定
JR西日本の新幹線「のぞみ34号」(N700系)の台車に亀裂が見つかった問題で、来島達夫社長は20日、定例記者会見で「新幹線の安全性に対する信頼を裏切るものと認識しており、深くおわびする」と謝罪した。
国の運輸安全委員会の調査に全面的に協力する意向を表明。異変に気付きながら運行を続けたことに関しては、「ダイヤ優先にはなっていないと信じている」と述べた。
問題の発生後、来島社長の記者会見は初めて。来島社長は「早期に恒久的な対策を立てたい」と述べ、安全性の向上に取り組み、信頼回復に努める考えを強調した。
亀裂は破断寸前で、重大な事故につながりかねない状態だった。乗務員らが異臭や異音に気付いたものの、乗客約1000人を乗せて名古屋駅まで約3時間にわたり運行が続けられた。
新大阪駅でJR西の乗務員がJR東海の乗務員に引き継ぐ際、どう報告したかに関して、来島社長は「やりとりを調査中」と述べるにとどめた。
