日馬富士による貴ノ岩に対する暴行事件、白鵬に減俸、日本帰化に理解を

貴乃花親方の母・藤田紀子「ふんぞり返ってるんじゃないんですよ。背を丸めないように育ててますから」

 貴乃花親方(元横綱)の母でタレントの藤田紀子(70)が1日、テレビ朝日系情報番組「ワイドスクランブル」(月~金曜・前10時25分)に出演し、この日午後1時から始まった日本相撲協会の臨時理事会の現場リポートをスタジオで見守った。

 臨時理事会では、元横綱・日馬富士関(33)の幕内・貴ノ岩(27)への暴行問題に関し、関係者の処分を決めるとみられ、貴乃花親方もその対象になっている。

 番組では、理事会の冒頭のみ撮影が許可された映像を紹介。貴乃花親方の表情について、藤田は「落ち着いてると思いますよ。ただ疲れはでているなと。神経が、精神的な疲れが出てると思います」とコメント。

 前回の理事会でも、不遜な態度のように指摘された貴乃花親方の姿勢について「姿勢が良すぎて。ふんぞり返ってるように見えますけど、ふんぞってるんじゃないんですよ。背を丸めないように育ててますからね。これは仕方ないですね。(教えが生きた?)そうですね」とフォローしていた。

藤田紀子、相撲界の“奥にあるもの”は「私の口から言うと大変なことになる」

 21日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)では、大相撲の元横綱・日馬富士関(33)の幕内・貴ノ岩(27)への暴行問題を受け、開かれた日本相撲協会の臨時理事会を特集。その中で、肘をぶつけるような「かち上げ」「激しい張り手」などを多用する横綱・白鵬(32)の取り口に苦言が多数寄せられていることが紹介された。

 MCの坂上忍(50)が「“横綱の品格”といいながら、白鵬の取り口を(相撲協会は)容認、放任してきた」と指摘すると、藤田紀子(70)は「取組だけではない、“奥にあるもの”も相撲協会は一切注意しない。そういう方(白鵬)を選んだ横綱審議委員会はどうかと思う。品格・力量だって数字で出ますけど、その数字が果たして本物かどうか見て欲しい」と厳しく意見した。

 元関取の維新力浩司氏(56)は「白鵬のかち上げはまさしくエルボー。横綱としては見苦しい。どんと受けて、どこからでもかかってこいというのが横綱相撲。張り差し、だめ押しもどうかな」と分析した。

 坂上から「“奥にあるもの”というのはなんなのですか」と問われた維新力氏が答えに窮すると、藤田は「みんな言えないんです。すべての方(相撲関係者)が知っている」と言及。

 曜日MCのフットボールアワー・後藤輝基(43)が「そんなに言えないことだらけですか」と驚くと、藤田は「そうじゃないですか。私が言ったら大変なことになるからがまんします」と語った。

暴行問題、白鵬に減俸…1月給与全額カット、2月は半額 鶴竜も1月給与不支給

 日本相撲協会が20日、東京・両国国技館で臨時の理事会を開いた。元横綱日馬富士の暴行問題について協会の危機管理委員会から報告を受けた。日馬富士はもちろん暴行現場に同席していた白鵬の「責任は軽くない」と理事会で判断された。このため1月は給与全額が不支給。2月は給与の50%がカットされる減俸処分となった。

 白鵬は、10月25日深夜に発生した暴行の場面で、日馬富士を制ししたが直ちに止めに入ったわけではなかった。このことから危機管理委員会の調査報告書は「角界の第一人者である白鵬がいながらこのような結果を防ぐことができず、これが大相撲の信用失墜につながったことを考えると、白鵬の責任は軽くない」とまとめられた。

 同じく同席していた横綱鶴竜についても1月の給与全額が不支給となった。2月分について差がついたことは立場などを考慮し、八角理事長は「責任の程度は若干軽いと言えるので処分に差をつけた」と説明した。

白鵬・朝青龍がモンゴルのTV番組で「日本帰化に理解を」

「今まで帰化せずに土俵に立ってきた。(親方として)教えるために、なぜ帰化しないといけないのか?」

 日馬富士による貴ノ岩に対する暴行事件が発覚する約2週間前の10月31日。モンゴルで放送されたテレビ番組で、元横綱・朝青龍(37)を相手にこう語ったのは、渦中の横綱・白鵬(32)だ。

 この番組「モンゴル民族の100人の偉人」は、モンゴルで注目を集める人物にスポットをあてる国民的人気ドキュメンタリーで、白鵬をとりあげたこの回の放送時間は、3時間半に及んだ。白鵬の発言の背景には、引退後、一代年寄となって白鵬部屋を立ち上げるには、日本国籍を取得しなければならないという相撲協会の規定に対する批判が込められている。

 番組制作に携わったプロデューサーのバトゾリク氏が舞台裏を明かす。

「対談は5月頃、収録されたもので、帰化の話題は、ドルジさん(朝青龍)がいきなり切り出したのです。台本にはなかったので驚きました」

 もし白鵬が帰化すれば、モンゴル国民が反発することは必至という状況を慮ってか、朝青龍は、こう切り出したのだ。

「帰化はモンゴル人にとって本当にがっかりする決断です。(中略)でも、帰化すれば白鵬伝説は続くし、白鵬部屋も作れるのです」

 朝青龍の援護を受けた白鵬自身も、こう続けた。

「(日本の相撲には)入口はあるけど、出口がない」

 日本の相撲界における一大勢力となったモンゴル力士たちの“本音”はどこにあるのか。12月21日(木)発売の「週刊文春」では、モンゴル現地ルポの他にも沈黙を貫く貴乃花の真意や、日馬富士の起訴をめぐるヤメ検弁護士の暗闘など、貴ノ岩暴行事件の核心を総力取材している。

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貴乃花親方「大変憤慨」文書の内容一部判明

元横綱・日馬富士の貴ノ岩への傷害事件をめぐり、今月20日の日本相撲協会の理事会で配られた貴乃花親方の文書の一部内容が明らかになった。

今月20日に開かれた理事会では、協会の危機管理委員会がまとめた報告書とは別に、貴乃花親方が提出した署名入りの文書が配られたことが、これまでに分かっている。

協会の報告書では、貴乃花親方が、巡業部長でありながら貴ノ岩のケガや警察への被害届提出を「一切報告しなかった」と問題視している。

しかし、理事会に出席した関係者によると、貴乃花親方の文書には、「鳥取県警に、『警察から協会に連絡して下さい』と伝えた」「貴ノ岩のケガの状況は九州場所の前と場所中に協会に報告している」などという反論が書かれていたという。

また、傷害事件の発覚後に協会側が、貴ノ岩の診断書にある『頭蓋底骨折、髄液漏の疑い』などの記載について医師に聞き取りを行い、公表したことに対しては、患者である貴ノ岩本人の許可なく行われており、「大変憤慨している」などと強く抗議する内容が書かれていたという。

ある関係者は、「協会の報告書と貴乃花親方の文書は全然違う内容だった」「協会は貴乃花親方の言い分を黙殺したいんだろう」と話している。

協会側は貴乃花親方への聴取を行った上で、28日の理事会で処分を決める方針。

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貴乃花親方、傷害共謀で白鵬告訴も 専門家「共犯として同じ罪に問われる可能性も」

 角界の激震はまだ終わらない。平幕貴ノ岩(27)への傷害容疑で書類送検された元横綱日馬富士(33)について、鳥取地検は年内にも起訴するかどうか判断を下すとみられる。日本相撲協会も貴乃花親方(45)への聴取を終え、28日の臨時理事会で処分を下して年内決着を図るが、貴ノ岩の被害感情は強く、貴乃花親方の怒りも収まっていない。法律の専門家は、現場に同席し事件のきっかけを作った横綱白鵬(32)についても「告訴や告発を受ければ、傷害の共謀共同正犯として同じ罪に問われる可能性がある」と指摘する。 

 貴乃花親方に対する協会の危機管理委員会の聴取は25日午後2時から約2時間行われた。場所は貴乃花親方が指定した帝国ホテルで、代理人の弁護士も同席させた。協会側からは高野利雄委員長(元名古屋高検検事長)と鏡山危機管理部長(59)が赴いた。

 協会関係者によると、貴乃花親方は聴取で正当性を主張したというが、協会側は巡業部長の立場で事件の報告をしなかったことや、貴ノ岩への聴取を拒否し続けたことを問題視している。

 28日に開かれる臨時理事会では、貴乃花親方に「降格」や「業務停止」などの処分が検討される可能性がある。同日には「理事解任」の権限を持つ評議員会も開催予定で、厳罰も予想される。

 協会側は、年内に問題を片付けて来年の初場所に臨みたい構えだが、事件はまだ終わっていないという指摘がある。傷害容疑に問われているのは日馬富士だけだが、事件を振り返ると、もう1人の重要人物がいる。

 鳥取市内のちゃんこ店で10月25日夜に開かれた食事会の終盤、「だいぶえらそうだったそうじゃないか。これからは俺たちの時代だと言ったそうじゃないか」と白鵬が貴ノ岩に詰め寄ったことが全ての始まりだった。

 東京・錦糸町のモンゴルカラオケバーで9月に貴ノ岩が発言したという内容を知人から聞き、1カ月以上たって蒸し返した形だ。「俺は1月場所で横綱にも勝っている」と貴ノ岩が言ったとも白鵬の耳に入っていた。

 10月25日午後11時過ぎからラウンジの個室で始まった2次会でも白鵬の説教は続く。日馬富士は1次会では貴ノ岩をかばっていたが、説教が一段落したと思ってスマートフォンを操作した貴ノ岩に激怒、素手やカラオケのリモコンで殴打した。

 危機管理委員会の報告書は、《白鵬、鶴竜始め現場にいた関係者が日馬富士の暴行を直ちに制止しなかったことは事実》《角界の第一人者である白鵬がいたため、同人を差し置いて止めに入ることにためらいがあったという者もいた》と認定している。貴ノ岩は委員会の聴取に「傷害を負わされるような理由は全くない」と明言、「なぜ誰も止めてくれなかったのか」と同席者にも強い不信感を募らせた。

 鳥取県の高校を卒業した貴ノ岩は「他の力士や地元高校の関係者らの面前で一方的に多数回にわたり暴行を受けたので、恥ずかしかった」と被害者感情も吐露。「示談に応じる気持ちになれない」と話しているという。

 自ら手を下してはいないが、説教できっかけを作り、日馬富士の暴力をすぐに制止しなかった白鵬に刑事責任はないのか。

 甲南大学法科大学院の園田寿教授(刑法)が、今回のようなケースで適用される可能性があると考えるのが「傷害現場助勢罪」だ。「暴行をはたらく日馬富士に、もし白鵬が『もっとやれ』などと声をかけ、はやしたてるようなことをしていたなら、この法律の対象となり1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料に問われる」

 一方、弁護士の高橋裕樹氏は「共謀共同正犯」が成り立つとの見方を示す。実際に手を下していなくても、共謀をしたことで実行犯と同じ罪に問われるという概念だ。

 「白鵬は日馬富士より1つ年下だが、横綱としての格ははるかに上だ。この人間関係を前提にすれば、白鵬の意思をくんで日馬富士が“礼節の教育”という名の暴力に及ぶという『黙示の意思連絡』ができていたと考えることもできる」

 鳥取県警が書類送検したのは日馬富士だけだが、白鵬を捜査対象にするには「貴ノ岩が白鵬を告訴する必要がある」と高橋氏。

 ただ、貴ノ岩は、母国のモンゴルで、日馬富士を引退に追い込んだ“悪者”のように報道されているといい、自ら白鵬まで告訴すると、さらに風当たりが強まることも予想される。そのため、貴乃花親方ら第三者が告発する形もありうる。

 貴乃花親方は対モンゴル勢のカードをまだ握っていることになる。

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貴乃花親方を理事「解任」処分 来年の理事選で執行部と全面戦争へ

 大相撲の元横綱・日馬富士関の暴行問題で、巡業部長としての責任などを問われている貴乃花親方(元横綱)が理事「解任」の処分が28日、臨時理事会で決議された。貴乃花親方は2階級降格の「役員待遇委員」となり、理事会での議決権を失い、巡業部長職も解かれ、給料も減額されるという。

 貴乃花親方は協会の危機管理委員会(高野利雄委員長)による聴取で、「間違ったことはしていない」と主張していた。

 協会関係者によると、貴乃花親方が巡業部長でありながら秋巡業中の暴行の報告義務を怠り、危機管理委員会による調査協力の要請を何度も拒否したことが問題視されていた。貴乃花親方に近い年寄はこう話す。

「テレビで理事降格と流れた。とんでもないことだ。許しがたい。被害者が、加害者、伊勢ケ濱親方より重いなんて、協会執行部の暴挙だ。これおおごとなるよ。貴乃花親方サイドの人間は決起する。徹底して協会執行部と戦う。別の貴乃花親方サイドの親方も激怒している。業務停止だ、降格だとずっとマスコミが騒いでいた。貴乃花親方は『誰が被害者なのか』といい、向こう側(協会)寄りの報道が多いことを、『協会よりの情報を流すばかりじゃないか』『どちらが正しいのかわからないのか』と嘆いていた。被害者側である貴乃花親方に処分というのがおかしなこと。巡業部長としての行動が問題というが、自分の弟子が暴行にあい、怪我をしたので、法律に則って警察に訴えた。これ誰がみても正しい。だが、穏便にしてくれ、と示談を頼んできた伊勢ヶ浜親方、協会サイドにとってはとんでもない、反社会的行為となるんですから……」

 一方、反貴乃花の親方はこう話す。

「横審だってあの貴乃花親方の対応はいけないとダメ出ししていた。その意向も処分にかなり影響したと思いますね。警察が先で、協会に報告しなくていいだなんて、そんなこと社会人としてあり得ない。相撲は親方、弟子、部屋、協会が基本。警察に訴える前にいくらでも協会が間に入って解決できたのに、次期理事選を見据えて、事件を使って優位に立とうしたのが、ミエミエ。貴乃花親方の言い分を書いた報告書だって、あとづけじゃないですか。世論からたたかれ、処分が検討され出すと、出してきた。初めから出せばいいのに。そして法廷闘争とマスコミを使って急に騒ぎ出した。なぜ協会の先に言わないのか?協会は惑わされませんよ。貴乃花は年明けの理事選には、出さないほうがいい。出れば、また揉め事が増えるって愚痴っている親方衆も多いです」

 しかし、貴乃花親方は今回、処分されても、来年の初場所後の2月の理事選への出馬は可能だという。貴乃花親方は来年に向け、協会と徹底、抗戦する準備を着々と進めている。

「貴乃花親方が理事選に出馬すれば、当選は確実で、降格の影響は実質的にはそんなに大きくない。日馬富士とも示談は絶対にしないだろう。伊勢ヶ浜親方の監督責任を裁判で訴えることも検討しています。それくらいの覚悟でやっているんですよ、貴乃花親方は一門からはたぶん2人は理事を出しますよ。そうやって、今の執行部に対決していこうと考えている」

 年明けの理事選が注目される。

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貴乃花親方の理事解任が決定 「もう騒ぎを起こさないように」と幹部が忠告

 大相撲の元横綱・日馬富士による暴行事件で、日本相撲協会は4日、両国国技館で臨時評議員会を開き、昨年10月の巡業中に起きた暴行事件の報告を巡業部長でありながら怠った貴乃花親方(元横綱)の理事解任を決めた。池坊保子議長(元副文部科学相)が同日午後、記者会見で発表したが、理事の解任は初めてだという。

 貴乃花親方側の親方はこういう。

「今日の臨時評議会に一縷の望みはあったが、ダメでした。腹が立つよ、本当にひどい話だ。加害者の伊勢ケ浜親方は、自ら理事を辞任。こちらは、被害者なのに理事降格。おまけに伊勢ヶ浜親方も次の理事選に出るっていうんだろう。

 会見で『考えられない行為』と断罪されたが、協会こそがおかしい。こちらは、貴乃花一門で2人を出したい。そこで執行部と勝負だ。伊勢ケ浜親方も落選させて、リベンジだ。そのために貴乃花一門、それにほかにいる貴乃花親方シンパと力を合わせて執行部と戦いますよ。血みどろの争いになるよ。もうすさまじい多数派工作がはじまっていますよ」

 年末の理事会が終わり、理事降格と決まった後、協会執行部の幹部が「次の理事選は出れるから」と貴乃花親方に耳打ちし、「次も理事になったら、こういう騒ぎにならないように」と忠告したという。

「貴ノ岩は初場所もこの調子じゃあ、休場でしょう。貴乃花親方は仲間うちでも愚痴めいたことを言わないが、次の理事選で勝負つけてやると闘志を燃やしているはず」(前出の親方)

 一方、反貴乃花の親方は対照的だ。

「もう疲れたよ。貴乃花親方に振り回されるのは。次の理事選はあるが、これで一段落でしょう。貴乃花親方は次の理事選には出れるが、出馬を思いとどまってほしいと思いますね。もめるのは、とにかく貴乃花親方絡みなんですよね。理事降格でよくすんだものですよ。降格でも不満だという声もかなり協会内部でもありますよ」

 角界の波乱はまだまだ続きそうだ。

「池坊さん、顔を洗って出直しなさい」 立川志らく、貴乃花親方理事解任に苦言

 落語家、立川志らく(54)が4日、ツイッターを更新。大相撲の貴乃花親方(元横綱、45)の2階級降格処分決定に噛み付いた。

 元横綱日馬富士の暴行事件で、日本相撲協会はこの日、東京・墨田区の両国国技館で臨時評議員会を開き、昨年秋巡業中に起きた事件の報告を巡業部長として怠るなどした貴乃花親方の理事解任決議を全会一致で承認し、2階級降格処分が決定した。記者会見した元文部科学副大臣の池坊保子議長が正式発表した。

 池坊議長は会見で「責任を重く考え、理事解任の結論となった。理事の忠実義務に反する。決議を厳粛に受け止め、真摯に反省し、今後は協力し合い、礼を持って行動してほしい」と語った。

 志らくは池坊議長の発言に、「池坊親方、いや池坊さん、礼を欠いた? ならば行司にクレームをつけた白鵬は? 警察から連絡があったのにうやむやにして日馬富士を土俵にあげた協会は? どれだけ礼を欠いているんだ。でも大した罰じゃない。池坊さん、顔を洗って出直しなさい。メイクが剥げて誰かわからなくなります」と疑問をぶつけた。

 さらに「相撲協会は事件を隠蔽したのではなく本場所が近かったからマスコミにバレないように、本場所が終わってから発表するつもりだった、だから隠蔽ではないと言う池坊親方、いや、池坊さん。おい、貴乃花親方だって捜査が終わったら協力すると言っていたじゃないか。同じだろう。評議員会、くだらない」と厳しく批判した。

貴乃花親方の文書 くわしく議論されず

元横綱・日馬富士の傷害事件を巡る貴乃花親方の対応について、日本相撲協会は4日、臨時の評議員会を開いた。評議員会では、あらためて貴乃花親方の主張が書かれた文書が配られ、その一部が読み上げられたものの、くわしく議論されなかったことが分かった。

 

評議員会の出席者によると、文書には、貴ノ岩が12月の巡業を休む際、診断書を出さなかったことについて、「『報道陣に囲まれて出られない』『病院にいけない、診断書も出せない』旨を執行部の4人に説明した。八角理事長はうなずいた。尾車親方他は分かったと答えた。これで了解してくれたと思っていた」という趣旨が書かれていたという。

評議員の1人が、この主張について「事実ですか」と質問すると、八角理事長は、「そんなこと言うわけないだろ!それだったら救急車を呼べばいいじゃないか!」と声を荒らげたという。

また、貴乃花親方の文書には、「執行部の4人が執拗(しつよう)に『内々で済む話だろう』と被害届の取り下げを要請してきた」と書かれ、貴ノ岩の心情として、「本当のことが話されないのであれば、法廷の場で真実を明らかにされるよう強く要請する」ともつづられていたという。

評議員はこの文書に目を通し、一部は読み上げられたものの、内容を深く議論することなく理事解任を決定したという。

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八角理事長と池坊議長に協会炎上の大逆風 貴乃花親方「理事再選」でも承認しない可能性

 元横綱日馬富士(33)の暴行事件で、貴乃花親方(45)の理事解任を正式決定した日本相撲協会が大逆風にさらされている。2月の理事選で貴乃花親方が当選しても承認しない可能性に含みを持たせた評議員会議長の池坊保子議長(元文部科学副大臣)の言動にネットが炎上するなど世論は猛反発。貴乃花親方の有力支援者も夕刊フジに独占激白し、「イジメたいだけの処分だ」と池坊議長や八角理事長(54)ら協会側への怒りをぶちまけた。

 「貴乃花理事の多くの行為、言動は著しく礼を欠いていたのではないかと思う」

 池坊議長が4日の記者会見で強調したのは、八角理事長が携帯電話に何度も連絡しても出ないといった“礼儀”の問題だった。

 理事を解任され、巡業部長からも外れた貴乃花親方の新職務は指導普及部副部長。加害者側の伊勢ケ浜親方(57)と同じ2階級降格となったことについて「協会の3番目の巡業部長という重い地位に就いているのに報告義務を怠った。危機管理委員会による調査への協力を拒否したということ」と説明したが、処分ありきの感は否めない。

 評議員会は理事の選任や解任の権限を持つ。貴乃花親方は2月に予定されている理事候補選挙への立候補を認められており、貴乃花一門や一門外の支持者の数から当選は堅いとみられるが、池坊議長は再選の場合についても「評議員会で話し合い、真摯(しんし)に厳粛に粛々と決めさせていただく」と述べ、必ずしもすんなり承認するわけではないことを示唆した。

 こうした言動について、相撲協会の公式ツイッターには、「八角理事長寄りで、感情で処分を決めるのは公平といえるのか」「被害者側の貴乃花親方を一方的に批判することこそ礼を欠いている」といった趣旨で池坊氏を批判するリプライ(返信)が相次いだ。「もう税金を使うのやめて」「今の体制では相撲を見る気にはなれない」といった協会批判も殺到した。

 角界関係者は「あれだけ調査について協力を拒否されたにもかかわらずそれなりの処分を下さないとなれば、相撲協会としても世間体が悪すぎると考えたのだろう」と解説するが、こうした理屈は世間では理解されていない。

 ヤフーニュースの意識調査でも、貴乃花親方への処分について5日朝の時点で約30万票の回答があり、「処分は不要」が約44%、「重い」が約25%にのぼり、「妥当」の約17%、「軽い」の約12%を大きく上回った。

 英BBCニュースは昨年12月、貴乃花親方が批判を浴びていたことに関して、相撲に関する著作もある英国人作家が「他のほとんどのスポーツでは、彼は内部告発のヒーローとして称賛されるだろう」とコメント。その特殊性を強調していた。

 ノンフィクション作家の長田渚左氏は「問題の根本は暴力事件だったはずだが『なぜ起きたのか』という主題は最後まではっきりしなかった。協会が当事者双方からすぐに事情を聴けば3日で終わった話で、統率力のなさを露呈した。協会は一連の対応が相撲界にとって大きなマイナスになっていることに気付くべきだ」と指摘した。

 危機管理委員会の調査では、図らずも角界の根深い暴力体質が浮き彫りとなった。委員会が昨年12月20日に公表した報告書では、10月下旬に鳥取市内のラウンジで日馬富士が貴ノ岩に暴行した際、断続的に素手で殴打したときは誰も止めに入らず、カラオケのリモコンへ手を伸ばした瞬間、白鵬がようやく「物は持たないようにしましょう」と声を上げたとしている。図らずも素手による暴力なら容認したとも受け止められる内容だった。

 12月21日に行われた全協会員対象の研修会でも、非公開の時間帯で八角理事長が「何気ない気持ちでやった暴力が、組織を揺るがすようなはめになってしまう」と話したことが分かっている。暴力の動機を「何気ない気持ち」と表現したことに、暴力容認体質がにじみ出た発言だった。

 協会が本気で変わろうとしているようにはとうてい見えない。

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あり余る情報があっても、真の白鵬を誰も知らない

 相撲界が混迷を極めている。貴ノ岩への暴行事件は日馬富士の引退、さらに相撲界全体の批判に広がり、渦中の人物として横綱・白鵬に世間の目は注がれている。横綱はいま何を思うのか。白鵬を8年に渡り取材した元新聞記者が『白鵬伝』を上梓。「白鵬讃歌の本ではない」ときっぱり言う著者が、彼を追い続けた理由とは。知られざる白鵬の姿を存分に語った。

◆◆◆

彼に“かみつかない”わけにはいかない

――なぜ白鵬について書きたいと思ったのでしょうか。

「白鵬と初めて会ったのは、2009年の12月23日に開かれたあるクリスマスパーティでした。ひとり遅れてやってきた白鵬が、みんなの前で『横綱白鵬です』と会釈したんです。いやあ、そのときの仕草が印象的で。非常に好青年だなと思いました。

 私は当時日経新聞の編集委員で、それまでに何百という職種の人を取材させてもらっていました。その中で人間というものにすごく興味を持つようになりました。ニューヨーク支局に勤務している時に松井秀喜と懇意になり、新聞で連載を執筆したり、帰国後は矢沢永吉さんの連載をする機会などに恵まれて。そうしているうちに、人の人生を変えるような仕事をしている人の輝きというのがこんなにもまばゆいものかということを知ったんです。

 ですから、白鵬の輝きにひとめで魅せられました。相撲のことは子供の頃から見ていて好きでしたし、記者として彼に“かみつかない”わけにはいかない。取材はすぐに始めました。当時は、朝青龍が辞める直前でした。そして年が明けてひとり横綱となり、双葉山の記録に迫った63連勝がスタートした」

客のまばらな中でひとり奮闘する

――『白鵬伝』は3部構成ですが、そのうちの1部を割いた双葉山越えへの挑戦ですね。

「白鵬が24〜25歳に挑んだ記録です。取材を始めてすぐにただ者ではないとわかりました。まず2010年3月場所の優勝インタビューで『勝利の哲学はなんですか』と聞かれて、『勝つ相撲を取らないことです』と答えたんです。私はまったく意味がわかりませんでした。ジャーナリストとしては火が付かないわけがない。これはわかるまで聞きたいと思いました」

――新聞で記事にすることも、ましてや本にまとめることも決まっていなかったんですよね。

「そうですね。でも私の中で完全に火が付いたのは、その年の賜杯なき名古屋場所(野球賭博問題などの不祥事による)です。閑古鳥が鳴いているところで彼はひとり奮闘を続けました。そして表彰式で嗚咽したんです。その姿は決定打だった。これほどの思いを味わいながらも全勝優勝で47連勝。私は翌日、日経新聞の社員でありながらモンゴルについていってしまった。この話を聞かなければと、いてもたってもいられなくなって、急遽夏休みをとりましてね。

 相撲人気が低下する中、横綱は自分が勝つことで、『私の方を向いて下さい。私のことを取り上げて下さい』とアピールしたんです。しかし翌年には八百長問題が起こり、震災があって、相撲界はさらに低迷していきました。そして今回3回目の事件となる日馬富士事件が起きた」

まったく勝てない間も取材を続けた

――取材を始めてから本が出るまでの8年間にいろいろなことがありましたね。

「本を出すまでに時間がかかったのには今言った理由のほかに、相撲というのが難しいということもあります。横綱が記者会見などでよく言うんですが、『簡単なことほど難しい』。相撲は本当に難しい題材で。自分が突き止める、納得いくまでに8年かかったとも言えます。『勝つ相撲を取らないこと』がどういうことなのかと」

――白鵬が現役中のこの時期に本にまとめてよかったと思いますか。

「横綱はあと2年半はやると言っているので、このまま引退を待っていては1冊の本には入りきりません(笑)。ここで一度きちんとまとめておくのはいいことだと思いました。本の取材は17年の名古屋場所までですが。彼が大鵬の記録を超えた後、心が冷めてしまった状況でまったく勝てない間も取材させてもらって、昨年完全に復活したとわかったので、大きな区切りの段階であるという思いは強いです」

――大鵬越えへの挑戦が第1部、そして、昨年の1048勝達成が第3部で描かれています。

「第2部の双葉山越えとあわせて『3つの歴史的舞台』としましたが、3つも伝説があるアスリートなんて他にいますか? 双葉山越えは未完ですが。こんな人はいませんよ。それが確認できたのが嬉しかったです。最初に彼を見た時の輝きが本物だったと、私の小さい自負心が満たされました。ついて来てよかったという思いはものすごくあります」

白鵬を書くために奈良に引っ越した

――相撲の起源は奈良にあり、ということで白鵬および相撲について書くために奈良に引っ越しされて4年、どんなものを得られましたか?

「気の問題ですね。奈良の『気』がこの本の執筆をバックアップしてくれました」

――『白鵬伝』は伝記ではありませんが、この「伝」に込めた意味とは?

「伝には伝記、伝説、伝統などの意味があります。それで今回、『相撲よもやま話』として相撲の歴史コラムをいくつか載せました。知っているようで実は知らない相撲の歴史。これを読めばおおまかな相撲史の流れはわかるというつもりで書きました。本の中で私にとってはとても大切な部分です。奈良にいると、相撲のことだけでなく日本のすべての伝統、伝承を常日頃から強く感じられます。相撲2000年の伝統の中で、白鵬の位置づけがどうなるのかを書きたいと思いました。そんな発想、東京にいたら絶対出てこなかったでしょう。

 そしてもうひとつ。私は“伝えたいこと”があった。その意味が一番大きい。その『伝』です。『なぜ白鵬は強いのか』という部分を伝えていきたかったのです」

稀勢の里の復活を前に、断食で鍛えなおした白鵬

――なぜ白鵬は強いんですか。

「本の帯に『これは横綱白鵬の心の戦略図を書き起したものである』と書きましたが、これが彼の一番得意としている部分なんです。相撲は心技体。心の戦略図、技の戦略図、体の戦略図、それぞれ誰も太刀打ちできない、人を凌駕できるほどのものを描けるようになったというのが彼の強さです。

 考える力というのがものすごく強い人なんです。常に相撲を考えていますから」

――白鵬にとって誰かの記録を超えることは、どれほどのことなんでしょうか?

「動機付けはひとそれぞれですが、彼の場合はそれが絶対的に数字なんです。今残っている唯一の記録が双葉山の69連勝。他は全部1位記録を持っていますから。だからこそ、15年に大鵬の記録を超えたあと目標を失って、勝負に対する執着心や、絶対に勝ちたいという決意などが雲散霧消してしまった。数字という軸があったから、きちんとしていられたんです。『俺はもう終わっちゃうのか』と思うほど恐怖のどん底に落ちました。一度消えた火を再び灯すのは普通はできないこと。それが次なる大きなドラマになったわけです」

――そここそが彼の強いところでしょうか。

「17年の夏場所、1年振りの優勝を全勝で飾り、復活しました。ひとことでは言えませんが、火が付いたという意味では、稀勢の里の復活でしょう。自分が脇役になってしまったと感じたんですね。本人は『稀勢の里が出てきたから』なんて言わないけれど、それは体を鍛え直すことにつながりました。さらに断食ですよね。力士が断食するなんて、これ以上に考えられないことはないですよ。お相撲さんがご飯食べないなんて。

 一方で通算記録1048勝達成という目標もありました」

「気に食わないから一発くらわしてやろう」

――取組みを一番一番書き起すのは、最も苦労されたところで本書の醍醐味でもありますね。

「8年間かかったこととつながるんですけれども、横綱との会話で、右手をどうして、左手をどうして、足は右から行くのか左から行くのか、腰をどうするのかなど、立ち合いだけでも山のように話があるわけです。そしてそのひとつひとつに彼の情念、『気に食わないから一発くらわしてやろう』というのもある。本にも、妙義龍の態度が悪いからやってやろうという場面を書きましたよね。あのかちあげです。そういうことまで書きました。白鵬が実際にどういうシチュエーションで、どんな感情で土俵に上っているかと、土俵の取組みを組み合わせて書くのにはとても時間がかかりました。映像を超えてやろうという大げさな気持ちもありました」

――白鵬への粘り強い取材の賜物ですね。

「ほんの3秒のことから物語性をみつけるためには、白鵬から本当のことを聞き出さなくてはいけなかった。言葉の問題もありますから、何度も何度も同じことを聞きましたね。彼はいやだったでしょうね(笑)。しかし彼の全面協力無くしてはこの本はありえませんでした」

バッシングを受けて人間失格なのかと悩む

――「なんでも書いてください」と言われたんですよね。

「17年の春場所の前ですね。どういう心境で張り差しするのか。どういう心境でかちあげするのか、『本当のことを知ってもらってもいいのかな』と横綱が言ったんです。思いっきり変わった瞬間でした。優等生的な白鵬ではなくなった時です。いろんなバッシングを受けて人間失格なのかと悩んだ時期もありましたからね。そういう中で生まれた『本当のことを知ってもらいたい』という気持ちです。

 今年初場所の初日、阿武咲戦。白鵬には8種類の立ち合いがあるんです。誰も知らない。今回張り差しと右のかちあげが禁じ手となりましたよね。驚くべきことに、その2つを禁じられると、8種類の立ち合いが2種類になってしまうんです。初日の立ち合い、あんな無様な立ち合いは見たことがありませんでした。おどおどっとした。白鵬のことを知り、2つの立ち合いしかないとわかって見たら無茶苦茶面白いですよ。

 残った2つのうち1つは、新人の時から取り組んでいる左足からいって右差しの左上手。胸で当たるというもの。あとは後の先(ごのせん)です」

――この本を書き始めたときは想像もしなかったスキャンダルが昨年の秋に起きましたが、それについてはどう考えますか。

「強く思うのは、彼はモンゴル人である、それによって、主要素ではない部分が乱反射して、彼の実像が非常に見えにくくなってしまっているということです。今私が見ている限りでは虚像がまかり通っていますよ。白鵬ってそういう人じゃないですよ。一番ゆるがなかったのは、真の白鵬像を知って欲しいという気持ちでした。つまり良いことも悪いことも書いている。これは白鵬讃歌の本ではありません。白鵬がやって良かったこととやって悪かったこと両方を読んで、その上で判断してほしい。わかってくれる人は必ずいると思う。生意気な問いかけですが、なぜ白鵬は千代の富士の記録を抜いたのか。それを冷静に考えてみてもいいんじゃないですか。理由が絶対あるはずなんですよ。本質を見ていただきたいなという切なる思いがあります」

――最後に、帯の白鵬のコメント「地球は認めてくれたけど、私は幸せだろうか…」の真意についてはどう思われますか。

「あれは、昨年の九州場所直後の渦中に彼が発した言葉ですが、次に会ったらその部分をもう少し聞きたいと思っています。とても哲学的ですよね。地球というのは彼がエネルギーを吸収している土俵です。土俵は自分を認めてくれたけれど、これだけ記録を更新して、こんなに横綱として相撲界に功績を残した私がなぜ双葉山や大鵬のように神格化されないのだろうか、ということを言いたかったんだと思います。我々なんかが想像もつかない悩みを彼は抱えているんです」

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朝田武藏(あさだ・むさし)

ジャーナリスト。1963年福島県相馬市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、日本経済新聞社入社。記者として大阪国税局、大阪府警、大阪地検、大阪高検でイトマン事件などを取材。証券取引等監視委員会で四大証券・金融事件、国税庁、東京地検、東京高検、最高検で政界汚職事件などの報道に携わった。2001年9月、ニューヨーク特派員として赴任した直後に発生した米同時テロを専任取材。日経新聞編集委員として、6年間に渡って、松井秀喜、矢沢永吉、横綱白鵬の大型連載コラムを執筆。故郷を襲った東日本大震災を機に11年4月ジャーナリストとして独立。1993年米南部ニューオーリンズの黒人大学に留学し、人種問題を専攻。ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、エリック・クラプトン、B.B.キングなど数多くの単独インタビューを行い、ブルースやロックを評論。著書に『ヒデキマツイ』『マツイの軸』(日本経済新聞出版社)。

白鵬 翔(はくほう・しょう)

1985年モンゴル・ウランバートル生まれ。本名、ムンフバト・ダヴァジャルガル。2000年10月に来日し、宮城野部屋に入門。01年3月場所で初土俵を踏み、04年1月場所に新十両に昇進。翌場所優勝し、新入幕となった同年5月場所で12勝を決め、07年5月場所に朝青龍を破って全勝優勝を達成し、第69代横綱となる。10年には史上2位となる63連勝を記録。17年7月場所に通算勝利記録を1048勝に更新し(17年11月場所終了時点1064勝)、同年11月場所では、史上最多の40回目の幕内優勝を成し遂げた。192cm、157kg。

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