朝ドラ100作目、NHK連続テレビ小説が「夏空-なつぞら-」ヒットの法則は踏襲せず

朝ドラ100作目、“ヒットの法則”は踏襲せず

 NHKは20日、2019年度前期のNHK連続テレビ小説が「夏空-なつぞら-」に決まり、女優の広瀬すずがヒロインを務めることを都内で発表した。広瀬は朝ドラ初出演で、同枠100回目の節目を飾る。

 戦後の北海道・十勝から上京した主人公・奥原なつが、アニメーターを目指して成長していく物語。タイトル「夏空」は、ヒロインの名前と舞台となる北海道の青空から付けられた。

 制作統括の磯智明氏は「タイトルに空を入れたいなと思った。澄み切ったところはヒロインのキャラでもある」と説明。他には候補として「なっちゃん」や「どさんこ」などがあり「朝ドラなので『5文字』とか『ん』が付くとか考えていた」と明かした。

 朝ドラには“ヒットの法則”があるとされ、5文字や「ん」付きのタイトルが好結果を残してきた。現在放送中の「わろてんか」も法則を参考に5文字で命名されている。「あまちゃん」「ごちそうさん」「花子とアン」「マッサン」は4作連続で語尾に「ん」が付き、全て平均視聴率が20%を超えたことでも話題となった。「夏空」では“法則”は踏襲されなかった。

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