2018年の4K・8K本放送へ向けて、CSの左旋を使った試験放送開始
2018年に本放送が予定されているCS衛星を使った4K・8K放送の技術検証を目的とした試験放送が、4月1日から始まった。これは、一般社団法人放送サービス高度化推進協会=A-PAB(エーパブ)が放送事業者として、スカパーJSATに放送設備を委託して行なっているもの。
現在は、BSの右旋円偏波(通常のBSデジタル放送と同じ)を使った4K・8Kの試験験放送が行なわれているが、今回、110度CSの衛星を使って国内初となる左旋円偏波を使った試験放送が開始されたのがトピックとなる。
なお、左旋信号の扱いについては、現状のBS、CSの右旋信号(1032~2071MHz)の上の周波数帯(2224~3224MHz)へシフトすることで、アンテナからの信号を1本の同軸ケーブルにまとめて家庭内へと導く方法が採られている。そのため、より高周波の信号を実地に扱うことも試験放送の目的となっている。
受信システムについては、扱う信号(周波数)がこれまでより高くなることから、BS/CSアンテナ、およびブースターについては、左旋対応品への交換が必須となる。BS/CSアンテナについてはすでに、サン電子、DXアンテナ、日本アンテナ、マスプロ電工、スカパー!各社より、対応品(4K8K対応、または右左旋対応という表記がされている)が発売されている。ブースターも同様だ。個人宅、集合住宅問わず、BS/CSアンテナ、ブースター、分配器などは、対応品への交換が必要になる。
アンテナケーブルについては、同軸ケーブルであれば、現在使用中のものでもOKだが、コネクター(接続端子)部分はF型が、ノイズ防止の面からも推奨されている。目印として“4K8K対応”、もしくは一般社団法人 電子情報技術産業協会が推奨する“SHマーク”が付いたものを選べばいいだろう。
なお、今回の110度CSを使った左旋の試験放送は、技術検証が目的のため、パブリックビューイングなど、一般ユーザー(視聴者)がその映像を見ることはできないという。
そして、2018年12月より開始予定の4K・8Kの本放送を受信するためにはまず、今後テレビメーカーから発売される予定の対応チューナー内蔵のテレビ、もしくは対応の単体チューナー(STB)の購入が必須。現在所有しているテレビやレコーダー、チューナー(STB)機器では、受信できないので注意が必要だ。
現在使っている4Kテレビに、対応チューナーを組合せる場合にも注意がある。チューナーからの信号はHDMI端子を使ってテレビと接続することになるが、その際、テレビ側では、著作権保護技術のHDCP2.2、および4K/60p入力への対応も必要となり、これに非対応の初期の4Kテレビでは見られないのだ。
4月1日から連日11時~17時まで4K番組を試験放送中
2018年に本放送が予定されているCS衛星を使った4K・8K放送の技術検証を目的とした試験放送が、4月1日から始まった。これは、一般社団法人放送サービス高度化推進協会=A-PAB(エーパブ)が放送事業者として、スカパーJSATに放送設備を委託して行なっているもの。
現在は、BSの右旋円偏波(通常のBSデジタル放送と同じ)を使った4K・8Kの試験験放送が行なわれているが、今回、110度CSの衛星を使って国内初となる左旋円偏波を使った試験放送が開始されたのがトピックとなる。
送出を行なっているのは、東陽町にあるスカパー東京メディアセンター。同所に設置された送出アンテナから、東経110度にあるCS衛星JCSAT-110A(昨年打ち上げられた新衛星)に左旋信号を送出し、再び同所で受信。専用チューナーを介して、4Kディスプレイで視聴する、という流れとなっている。
なお、左旋信号の扱いについては、現状のBS、CSの右旋信号(1032~2071MHz)の上の周波数帯(2224~3224MHz)へシフトすることで、アンテナからの信号を1本の同軸ケーブルにまとめて家庭内へと導く方法が採られている。そのため、より高周波の信号を実地に扱うことも試験放送の目的となっている。
受信システムについては、扱う信号(周波数)がこれまでより高くなることから、BS/CSアンテナ、およびブースターについては、左旋対応品への交換が必須となる。BS/CSアンテナについてはすでに、サン電子、DXアンテナ、日本アンテナ、マスプロ電工、スカパー!各社より、対応品(4K8K対応、または右左旋対応という表記がされている)が発売されている。ブースターも同様だ。個人宅、集合住宅問わず、BS/CSアンテナ、ブースター、分配器などは、対応品への交換が必要になる。
アンテナケーブルについては、同軸ケーブルであれば、現在使用中のものでもOKだが、コネクター(接続端子)部分はF型が、ノイズ防止の面からも推奨されている。目印として"4K8K対応"、もしくは一般社団法人 電子情報技術産業協会が推奨する"SHマーク"が付いたものを選べばいいだろう。
なお、今回の110度CSを使った左旋の試験放送は、技術検証が目的のため、パブリックビューイングなど、一般ユーザー(視聴者)がその映像を見ることはできないという。
そして、2018年12月より開始予定の4K・8Kの本放送を受信するためにはまず、今後テレビメーカーから発売される予定の対応チューナー内蔵のテレビ、もしくは対応の単体チューナー(STB)の購入が必須。現在所有しているテレビやレコーダー、チューナー(STB)機器では、受信できないので注意が必要だ。
現在使っている4Kテレビに、対応チューナーを組合せる場合にも注意がある。チューナーからの信号はHDMI端子を使ってテレビと接続することになるが、その際、テレビ側では、著作権保護技術のHDCP2.2、および4K/60p入力への対応も必要となり、これに非対応の初期の4Kテレビでは見られないのだ。
ちなみに、BSの左旋についてのロードマップは開示されていないが、今夏打ち上げ予定の新衛星の運用開始を待って決まる模様だ。
