キヤノン、グローバルシャッター搭載のCMOSセンサーを開発
全画素同時露光でローリングシャッター歪みを解消
キヤノンは8月31日、全画素を同時に露光するグローバルシャッター機能を搭載するCMOSセンサーを新開発したと発表した。具体的な製品化の見通しはまだ明らかになっていない。
一般的なCMOSセンサーは画素行ごとに順次露光するローリングシャッター方式のため、画面内で信号読み出しに時間差が起こり、高速で動く被写体が歪んで写るなどの現象が発生することがある。
新開発CMOSセンサーでは、全画素を同時に露光するグローバルシャッター機能を搭載したため、回転するプロペラや高速移動する電車なども正確な形状を撮像できる。CMOSセンサーの画素内にメモリーを設けることで実現した。
加えて、信号電荷のメモリー蓄積時に新駆動方式を用いたことにより、飽和信号量が拡大し、広ダイナミックレンジも実現。各画素内の配置最適化により集光効率を高め、高感度化とノイズ低減も可能になったという。
同社では、グローバルシャッター搭載CMOSを検査用カメラなど産業用途への応用や、映像分野への展開も検討していくとしている。
映画制作機器EOS C700/EOS C700 GS PL高画質
4K撮影・記録
4K/60P内部記録
スーパー35mm相当の大判CMOSセンサーや、高い処理能力を持つ映像処理プラットホームを3基搭載した「トリプル DIGIC DV 5」などにより、広ダイナミックレンジの4K/60P※を内部記録できます。記録フォーマットは従来のXF-AVCに加え、新たにApple ProResにも対応。用途に応じてフォーマットの選択が可能です。
- ※CFast 2.0カードに内部記録可能(XF-AVCのみ。Apple ProResは4K/30Pまでとなります)。Apple ProResの4K/60P記録にはCodex社製レコーダー「CDX-36150」の装着、およびファームウエアの更新が必要です(2017年3月下旬提供予定)。
4K/120P RAW記録に対応
(Codex社製レコーダー「CDX-36150」装着時)
Codex社製のレコーダー「CDX-36150」を装着することで、最大120Pの4K RAWを記録することが可能です。また、最大4.5K/100PのRAW記録にも対応※。高精細で滑らかなスロー映像が得られます。
- ※4.5K/100PのRAW記録にはファームウエアの更新が必要です(2017年3月下旬提供予定)。
Codex社製レコーダー CDX-36150
Codex社と協業し、カメラと一体化するドッカブルRAWレコーダーを開発。Codex Capture DriveにCANON Cinema RAW RMFファイルを出力できます。また、今後ファームウエアのアップデートにより多彩な収録フォーマットに対応する予定です。
グローバルシャッター対応
EOS C700は、ローリングシャッターを採用。高速な画素読み出し回路によりローリングシャッター歪みを低減しています。またEOS C700 GS PLはグローバルシャッターを搭載。全画素を同時に露光することにより、高速で動く被写体も歪みなく撮影することが可能です。
