米調査会社IDC「iPad Pro」の出荷台数はiPadシリーズ全体の3分の1以下

「iPad Pro」の出荷台数はiPadシリーズ全体の3分の1以下──IDC調べ

 調査会社IDCが発表した7~9月期の世界におけるタブレット出荷調査によると、メーカー別ランキング首位のAppleのiPadで売れているのは主にAirとminiで、iPad Proの出荷台数は総出荷台数の3分の1以下という。

 米調査会社IDCは10月31日(現地時間)、2016年第3四半期(7~9月)の世界におけるタブレット出荷に関する調査結果を発表した。総出荷台数は前年比14.7%減の430万台だった。

 200ドル以下の低価格デタッチャブル(キーボードを脱着できるモデル)タブレットの伸びが過去最高だったという。

 メーカー別ランキングでは、米Appleがシェアを1.9ポイント伸ばし、首位を守った。出荷台数は6%減の30万台。AppleはiPadのシリーズ別出荷台数内訳を発表しないが、IDCによると、Appleが最もプッシュしている「iPad Pro」シリーズは総出荷台数の3分の1にも満たないという。

2位は数四半期変わらずの韓国Samsung Electronics。米Amazon.comが前四半期3位の中国Lenovoを抜いて3位になった。7月のPrime DayでのKindle Fireシリーズの売り上げが貢献した。

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