柴咲コウ、隣の沢村一樹の名前ド忘れ「どうしよう」と赤面

柴咲コウ、隣の沢村一樹の名前ド忘れ「どうしよう」と赤面

女優の柴咲コウが10月31日、都内で行われたABC創立65周年記念スペシャルドラマ『氷の轍』(11月5日公開、後9:00 ABC・テレビ朝日系)の制作発表会見に、共演した沢村一樹、余貴美子、宮本信子とともに出席。本作で柴咲と沢村は、新人刑事と先輩刑事としてバディを組み、事件解決に奔走。冬の北海道・釧路で行われた20日間の撮影中、ほぼ一緒に過ごし、オフにも釧路湿原へ観光に出かけた話などをしていた矢先、柴咲が沢村の顔を見て硬直するハプニングが。なんと、一瞬、名前をド忘れしてしまったようで、沢村はショックを受けていた。

 柴咲は「役名とごっちゃになっちゃって…」と赤面しごまかそうとすると、沢村は「片桐周平役の沢村一樹です」と改めて自己紹介。その場は一旦収まったのだが…。本作で柴咲が演じた大門真由は生い立ちに秘密を抱え、“孤独”と“屈託”を抱えながら成長し、生真面目で打ち解けない性格から、「剣道の防具をつけた女」とあだ名されるようなキャラクター。そこから“屈託”の話題になると、柴咲が「何か屈託を抱えているかといわれれば、いま。沢村さんの名前を忘れてしまったこと」と蒸し返し、「やっぱり忘れていたんだ…」と沢村に決定打を浴びせていた。

 柴咲の“ド忘れ”は沢村の名前だけではなく、「そういえば、冬の釧路ロケは風が強くて、寒さが痛かったなって、忘れていました」ととぼけ、沢村に「すっかり忘れている服だよね」とノースリーブのワンピース姿を突っ込まれていた。

 会見には、サプライズゲストとして瀧本智行監督が駆けつけ、「柴咲さんと最初にお会いした時、『なぜ、私に?』と聞かれ、『孤独そうで屈託がありそうに見えるから』と言ったら、引き受けてくださったので、よかった」とうれしそうに語ると、柴咲はその時の感情を思い出して「すごく失礼だなって思いました。さわやかじゃないってことですよね」とチクリ。宮本が「まあ、まあ」となだめて、笑いを誘っていた。

 同ドラマは、直木賞作家の桜木紫乃氏がこのドラマのために原作を書き下ろし、映像化。釧路で相次いで遺体となって見つかった年老いた2人の男性。事件の真相を追う真由と片桐は、発端は1960年代の青森にあることを突き止める。時間と空間を超え、誰一人望まなかった結末を迎える事件の謎解きと、真由の刑事としての成長を描く本格サスペンス。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏