ツナ缶にゴキブリ=製造工程で混入か―はごろもフーズ
はごろもフーズ(静岡市清水区)が製造するツナ缶「シーチキンLフレーク」に、全長約1.5センチのゴキブリが混入していたことが28日、同社への取材で分かった。
製造工程で混入したとみられ、同社は購入者に謝罪したが、他に同様の申し出がないため「連続性はなく、偶発的な混入」と判断し、自主回収はしない方針。
購入者の苦情を受けた山梨県内のスーパーから13日、「製品に虫が混入している」と連絡があった。昼休憩で工場のラインを止めた際、空の缶にゴキブリが入ったとみられるという。製品は2014年12月20日に静岡市内の下請け工場で製造されていた。
はごろもフーズは27日夜、ホームページ上におわびの文書を掲載。「当該工場に対し、清掃や防虫対策、消毒の徹底を指示し、既に実施している」としている。