レコード大賞中止危機! 週刊文春が三代目JSB「1億円買収」報道、芸能界に激震

レコード大賞中止危機! 週刊文春が三代目JSB「1億円買収」報道

今年で58回目を迎える年末恒例の日本レコード大賞が中止に追い込まれかねない事態だ。昨年の大賞をEXILEの弟分、「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の楽曲「Unfair World」が受賞した際、芸能プロ「バーニングプロダクション」が、三代目が所属する「株式会社LDH」に対して1億円を請求していた、と27日発売の週刊文春が報じたのだ。関係者は、「記事には事実に反する点もある」としているが、芸能界に激震が走っている。

 同誌では、入手した請求書の写しを掲載。但し書きには《年末のプロモーション業務委託費として》とし、請求額の1億円と8%の消費税800万円が記されている。

 審査委員は新聞記者、放送局員、評論家らで構成され、芸能界に影響力のあるバーニングプロと日ごろから取材などで接点があるため“買収”をにおわす記事内容だ。

 しかし、音楽関係者のひとりは、「ライブ、特番が集中する年末に向け、年間を通じたプロモーション(宣伝)費用として計上されたものであれば、違法性はない」と説明。実際、金銭を伴う審査員買収の事実はなかった。

 一方で、同賞を主催する日本作曲家協会の周辺では昨年のレコ大と音楽業界の癒着を指摘する怪文書が今年春ごろから流布し、別の週刊誌が取材に動いていた。

 「怪文書といえば、2005年のレコ大で、音楽評論家の審査委員長と業界の癒着を告発する文書が出回った。この後、委員長が自宅で焼死する衝撃的な出来事があっただけに、慎重に取材を進めた」(週刊誌記者)

 今回の怪文書には癒着を指摘された複数の人物名なども書かれていたが、追い落としを狙った内紛の可能性もある。

 この騒動を、「レコ大存亡の危機」と指摘するのは、芸能評論家の肥留間正明氏。

 「一番痛いのは12月30日に放送を予定しているTBSだ。豊洲市場や五輪会場問題などコンプライアンスに厳しい目が注がれる中、『なんだ金か』と思われたら番組が成り立たない。作曲家協会と一体となっての情報開示が求められる」

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