サムスン洗濯機が「破裂」=米当局も注意喚起
米国で韓国サムスン電子製の洗濯機が「破裂」するとの事例が報告されていることが29日、分かった。複数の米メディアが報じた。一方、米政府機関の消費者製品安全委員会(CPSC)は28日付の声明で、一部の洗濯機が異常な振動を起こして破損し、使用者が負傷する恐れがあるとして注意を呼び掛けた。
問題が指摘されたのは、上部から衣類を入れる縦型洗濯機で、2011年3月から16年4月にかけて製造された機種。CPSCはサムスンと対策を協議しているとした上で、寝具やかさばる物などを洗うときは回転速度が遅いモードを使うことを勧めている。