浅草壱福小路、歩きながら食べないで 観光客にマナー向上呼びかけ

歩きながら食べないで 観光客にマナー向上呼びかけ

外国人観光客にも人気がある東京・浅草で、歩きながら軽食を食べる観光客によって商品が汚されるケースが増えていることから、商店街の関係者がマナーの向上を呼びかけました。

呼びかけを行ったのは、浅草の仲見世通りに接する商店街、浅草壱福小路です。
6日は長さ50メートルほどの通りの出入り口の2か所に、鬼のイラストが描かれた日本語と英語、中国語で、歩きながら物を食べないよう呼びかける、高さ1メートルほどの置物を設置しました。
通りでは、関係者が同じデザインのチラシを通りかかった観光客に配って、マナーの向上を呼びかけました。

この商店街の周辺では、ソフトクリームやだんご、それに菓子パンといった軽食を販売する店が並んでいて、歩きながら軽食を食べる観光客によって、土産物店の商品が汚されるケースが増えているということです。

6日は商店街のイベントに合わせて、通りの一角に軽食を持ち込んで食べられるスペースが試験的に設けられました。
このスペースを利用した40代の女性は「こうした場所があると、ゆっくり食べられて、歩きながら物を食べることもなくなると思います」と話していました。
浅草商店連合会の丸山眞司理事長は「食べ物で商品を汚すなどして、店どうしがトラブルになることもあった。観光客には、食べ物は買った店の前で食べるというマナーを守ってもらいたい」と話していました。

食べ終わってから入店を

浅草壱福小路で、4年ほど前から土産物を販売している店では、観光客が商品のTシャツや履き物に汚れた手で触られたり、食べ物をこぼされたりしたことがあるということです。
このため、店では食べ物を持って店に入ろうとする人を見かけた場合には、食べ終わってから入店するよう呼びかけているということです。
店員の手島徹さんは「商品が汚れると売り物にならなくなるので困る。観光客にはきちんとマナーを守ってほしい」と話していました。

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