フランス、花火客の列にトラック突入、73人死亡=「テロ」の可能性、銃撃戦も

花火客の列にトラック突入、73人死亡=「テロ」の可能性、銃撃戦も―仏ニース

フランス南部のリゾート地・ニース市で14日午後11時40分(日本時間15日午前6時40分)ごろ、フランス革命記念日を祝う花火を見物するために集まった人たちの列にトラックが突っ込んだ。地元メディアは、73人が死亡したと報じた。負傷者も100人以上に達した。

 地元当局は、「意図的な攻撃」の可能性があると指摘。「テロ」との見方も出ている。英BBC放送(電子版)は、「警察と車両所有者との間で銃撃があったとする情報がある」と伝えた。運転手は銃撃で死亡した。

 トラック突入を受け、花火見物客は現場から逃げ出すなどパニックになった。現場はプロムナード・デ・ザングレ(英国人の散歩道)と呼ばれる通りで、被害は約2キロにわたって発生したとみられている。

 オランド大統領は突入事件を受け、訪問先の仏南東部アビニョンから直ちにパリへ戻り、対策の陣頭指揮を執ることを決めた。パリでは昨年11月、同時テロ事件が発生。同大統領は14日、同事件以降継続してきた非常事態宣言について期限である26日に解除する考えを明らかにしたばかりだった。

 革命記念日に当たる14日は、パリ中心部のシャンゼリゼ通りで恒例の軍事パレードが行われるなど国内が祝賀一色になる。捜査当局は、こうした日を選び、突入事件を起こした実行犯の動機や背後関係について捜査する方針だ。

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