台湾の列車内爆発、25人負傷、複数の容疑者を特定と警察 テロの可能性は否定

台湾:電車内で爆発、25人負傷

台湾・台北市の台湾鉄路・松山駅で7日午後10時(日本時間同11時)ごろ、ホームに入ってきた新竹発基隆行き普通電車の車内で爆発が起き、男女25人が負傷した。日本人は含まれていない。

 警察当局によると、車内からは、長さ約15センチの点火式爆発物のようなものが入った黒いかばんが見つかった。捜査当局はテロの可能性を否定した。

 台湾メディアは、中年の男がかばんを車内に置き去った後、爆発したという乗客の目撃証言を伝えた。爆発物は爆竹のようなものだとの情報もある。負傷はやけどによるものが多く、爆発で割れた電車の窓ガラスの破片でけがをした人もいた。

台湾の列車内爆発、複数の容疑者を特定と警察 テロの可能性は否定

台湾の警察は8日、前日に台北(Taipei)市内を走行中の列車内で起きた爆発の容疑者とみられる複数の人物を特定したと発表した。ただし、事件はテロ攻撃ではないと強調している。

 台湾国家警察によると、この爆発では男性14人、女性11人の計25人が負傷した。うち5人が重体だという。

 ただ、台北警察当局の王宝章(Wang Pao-chang)氏は、「警察では、現段階の判断としてテロ攻撃の可能性は排除した」と述べた。今のところ犯行声明などは出ていない。

 警察によると、爆発物を詰めた長さ47センチの鋼鉄製のパイプが爆発の原因とみられる。また、爆発が起きた列車内のトイレから赤いカバンが見つかっており、爆発との関連が疑われている。

 林全(Lin Chuan)行政院長(首相)は、何者かが「悪意をもって」起こした事件との見方を示している。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏