KDDIが通信モジュールや各種センサー内蔵、次世代型おままごとキット「ままデジ」開発

香りも体感できるauの次世代型おままごとセット「ままデジ」

KDDIは6月15日、キリンをパートナーに開発を進めた次世代型おままごとキット「ままデジ」を発表した。「ままデジ」はタブレットとセンサーユニットを組み合わせて利用する。
 KDDIが開発した「ままデジ」は、子どもが料理に関心をもつきっかけとなる“おままごと”に注目し、各種センサ-と通信モジュールを内蔵したおままごとセットを利用することでよりリアルな料理体験が味わえるプロダクト。

「ままデジ」で利用するタブレットには、にんじんが主人公のカレーをつくる修行に挑むなど複数の物語をプリインストール。タブレットの物語に沿って利用者が進める食材サンプルを切る、フライパンで炒める、鍋を混ぜる、水を注ぐという動作をセンサーが感知し、動作に合わせて実際に料理しているような音が鳴る仕掛け。
 
 鍋蓋には開け閉めを感知する光センサー、計量カップには傾きセンサー、鍋とまな板、フライパンにはそれぞれ振動センサーを搭載。これらのセンサー内蔵の食器に加えて湯気を出す加湿ユニットを搭載する。
 
 「ままデジ」はカレーを料理中には音だけでなく料理が完成して鍋を開ける際には湯気が出るほか、実際にカレーの香りがする。この香りは実際にカレーの成分から抽出されたものだ。
 
 「ままデジ」は4~8歳の子どもの利用を想定。発売時期と価格は未定だが、展示・体験できる場としてコラボレーションパートナーのキリングループ本社受付や工場見学イベントなどを検討している。

KDDIが通信モジュールや各種センサー内蔵、次世代型おままごとキット「ままデジ」開発

KDDIは6月15日、次世代ままごとキット「ままデジ」を開発したと発表した。

 KDDIの「スマホの次を発明する」au未来研究所がキリンとコラボレーションして開発したコンセプトモデル。キッチンの模型にはタブレットが置かれているほか、各種のセンサーや機器を内蔵、包丁で切ったりフライパンで炒めれば調理の音がして、鍋からは湯気や香りがするという。

タブレットにはカレーを作る物語がプリインストールされ、物語に沿った調理手順を進めるほか、クイズで料理に関する知識を楽しく学ぶことができる。試作された「ままデジ」はキリングループ本社受付などで設置し、体験を検討しているという。

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