アイドル刺傷:「何でも一生懸命」…冨田さん
21日午後5時5分ごろ、東京都小金井市本町6の雑居ビルで、武蔵野市の私立大学生、冨田真由さん(20)が男に刃物で首や胸を刺された。冨田さんは病院に運ばれたが、意識不明の重体。警視庁小金井署は住所、職業不詳の自称・岩埼友宏容疑者(27)を傷害容疑で現行犯逮捕した。同署などによると、冨田さんはアイドル・芸能活動をしていた。岩埼容疑者はファンだったとの情報があり、同庁が確認している。
冨田さんのファンによると、冨田さんは東京都内の私立大学に通いながらアイドルとして活動し、最近はシンガー・ソングライターとしても活動していた。事件現場になった東京都小金井市のライブハウスのほか、港区や横浜市など数カ所で毎月2〜3回ライブを行っていた。
事件当日の21日もギターの弾き語りをする予定だったという。同日午後にブログを更新し「夜ライブだから、もう帰るよ」「今日のライブ、19:00スタートです。出番は21:00〜になります」と書き込み、自身が出演するイベントの告知をしていた。
冨田さんの舞台での活動などを支援していた芸能事務所代表によると、2年ほど前に事務所がプロデュースした舞台に冨田さんが出演したのをきっかけに活動を支えるようになった。事務所のホームページによると、冨田さんは長野県出身。趣味はスノーボードや音楽鑑賞、映画鑑賞など。子供向けのテレビドラマや舞台などで活動していることが紹介されている。
代表によると、冨田さんは2週間ほど前、「シンガー・ソングライターとしてフリーで活動していきたい」と伝えてきたという。代表は「その矢先にこんなことが起きて信じられない。何にでも一生懸命で頑張り屋さんだった」と肩を落とした。
冨田さんは、ライブ終了後にファンと交流することもあったといい、4年前からのファンという30代の会社員男性は「とてもフレンドリーで音楽活動や芝居を頑張っていた。信じたくない」と声を震わせた。
