韓国政府が日産に罰金とリコール命令へ、排ガス試験で不正発覚
韓国政府は16日、日産自動車(7201.T)のディーゼルSUV車「キャシュカイ」で排ガス試験の不正が発覚したとして、同社に対して3億3000万ウォン(27万9920ドル)の罰金を科す方針を明らかにした。
さらに、日産の韓国部門代表を告訴するとともに、韓国国内で販売されたキャシュカイ814台のリコール(回収・無償修理)を同社に命じる計画。
韓国政府は独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)の排ガス不正問題を受けて、ディーゼル車20車種について検査を実施。その結果、日産車には通常走行の状態で排ガス抑制システムを作動させないための装置が搭載されていたという。
これに対し、日産はいかなる不正行為もないと否定。同社韓国部門は声明で「これまでに生産した車を不正に操作したことはなく、指摘されたような装置を車に搭載したこともない」と説明した。
日産車に「排ガス不正」=韓国政府が課徴金3000万円
韓国環境省は16日、韓国で販売された日産自動車の海外向けディーゼル車「キャシュカイ」について、「排ガスを不正操作していると判断した」と発表した。日産は「違法、不正な機能を使用したことはなく、現在も使用していない」(広報部)と不正を否定している。
環境省は、日産から10日間、意見を聴取した後、昨年11月から今年5月までに販売された814台のリコール(回収・無償修理)を命じるとともに、在庫の1060台について販売停止命令を出す。また、3億3000万ウォン(約3000万円)の課徴金などの行政処分を下し、現地法人の日本人社長を刑事告発する見込み。
環境省は昨年11月、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車の排ガス不正を確認。日産を含む他メーカーのディーゼル車に関しても調査を進めていた。
「キャシュカイ」を室内、路上で試験した結果、窒素酸化物排出を低減する排ガス再循環装置の作動が中断する現象が確認されたという。環境省は「エンジンの吸気温度35度以上で作動を中断させる設定になっており、これは一般的な運転条件で排ガス関連装置の機能を低下させることを禁じた規定に違反している」と説明した。
日産は「『キャシュカイ』は韓国の法律の下、欧州で試験を行い、認可を受けている」と説明。「韓国当局による結論は、欧州規制当局の結論と一致しないが、今後の対処の仕方を慎重に評価、検討する」と述べ、韓国当局に全面的に協力する姿勢を示した。
排ガス浄化装置は、エンジン保護などの理由で、一定の条件下では機能を停止させることが認められている。
そう!韓国車を除いて他社の車全て「排ガス試験での不正行為」、「燃費試験での不正行為」をやっている!![]()
