アサヒ食品“痩せるサプリ”で措置命令
消費者庁は、痩せるとうたってサプリメントを販売していた会社に対し、再発防止などを求めた。
消費者庁によると問題の商品は、埼玉県の合同会社アサヒ食品が販売した「スリムオーガニック」と称したサプリメントで「わずか4週間で-7.2キロ!」などと、飲むだけで簡単に痩せられるかのような表示をしていた。
しかし、アサヒ食品は、痩せる効果について合理的な根拠を示さなかったため、消費者庁は、景品表示法に基づいて再発防止などを求める措置命令を行った。
「スリムオーガニック」は約2100万円の売り上げがあり、消費者庁などには下痢や胃が痛いといった体調不良の訴えも寄せられたという。
アサヒ食品は、措置命令について「速やかに対応し、今後の体制を改める」としている。
サプリ会社“ウソの商品説明”で措置命令
消費者庁は、いわゆる「マルチ商法」でサプリメントなどを販売する会社「ナチュラリープラス」に対し、特定商取引法違反だとして一部の業務を停止するよう命じた。
会員約18万人を数える株式会社「ナチュラリープラス」は、去年8月までの1年間で約217億円を売り上げているが、消費者庁によると、実際には効能のないサプリメントと清涼飲料水を、「どんな病気でも良くなる」などとウソの説明をして販売していたという。また、「必ずもうかる」などと言って新たな会員を勧誘していたが、実際には、販売資格がある会員の約4%しか利益を得られていなかった。
消費者庁は、10日から9か月間、新規会員の勧誘・契約を停止した上で、商品に病気を治す効能がないことを、購入者に通知するよう命じた。今回の処分に対して会社側は、「深くおわびし、厳粛に受け止めます」などとコメントしている。
トクホ飲料で誇大広告 消費者庁が勧告
ライオンが販売する特定保健用食品(=トクホ)に認定されている「トマト酢生活トマト酢飲料」の広告に、「薬に頼らずに食生活で血圧の対策をしたい」などと誇大広告があったとして、消費者庁はライオンに対し、健康増進法に基づき再発防止などを勧告した。
薬を飲まずに血圧を改善する効果があるとは認められず、誤解を与える表示だという。
