北海道、暴風雪で大荒れ、除雪追いつかず 日本海側で猛吹雪の恐れも

<天気>北海道、暴風雪で大荒れ 日本海側で猛吹雪の恐れも

急速に発達する低気圧の接近で北海道は29日、暴風雪で大荒れとなった。荒天は1日まで続き、特に日本海側南部の後志、檜山地方で数年に1度の猛吹雪の恐れがある。札幌管区気象台は不要な外出を控えるよう呼び掛けている。

 29日午後11時までの最大瞬間風速は苫小牧市32.6メートル、白老町31.1メートル。十勝地方は大雪で、午後11時までの24時間降雪量は芽室町62センチ▽中札内村59センチ▽札幌市20センチ。帯広空港では積雪が観測開始以来最多の125センチに達した。

 帯広市では大型量販店の駐車場で軽乗用車の車内にいた契約社員の平塚達稀(たつき)さん(19)が一酸化炭素(CO)中毒で死亡。周辺は数十センチの積雪だった。また室蘭市と登別市にまたがる鷲別岳(911メートル)に登山中の男性会社員(55)が心肺停止状態で発見された。交通への影響も相次ぎ、新千歳空港では国内線計158便が欠航した。

 気象台によると、低気圧は1日、道央付近を通過し太平洋側に抜ける見通し。最大瞬間風速は日本海側南部などの海上で40メートルとなり、大しけが予想される。1日午後6時までの24時間降雪量は多い所で50センチの見込み。

低気圧急発達 除雪追いつかず 北海道で被害相次ぐ

発達中の低気圧の影響で北日本は大荒れの天気となっています。北海道では、強風で建設現場の足場が崩れたり車が立ち往生するなど各地で被害が出ています。

 北海道苫小牧市では29日午前9時ごろ、最大瞬間風速32.6メートルを観測しました。これは、2月の観測史上1位の記録で、前が見えないほどの吹雪となっています。建設現場の足場が崩れる被害が出ているほか、消防には屋根が風で飛ばされたという通報が10件以上、寄せられています。この苫小牧市や江別市などでは、すべての小中学校が臨時休校となっています。札幌市では、明け方から一気に雪が強まり、午前11時現在、24時間で降った雪の量が20センチとなりました。市内の道路は除雪が追い付かず、雪で路面電車が一時、立ち往生するなど、現在も交通の乱れが続いています。また、新千歳空港は朝から128便の欠航が決まっているほか、JRは特急9本を含む88本が運休となっています。午後は大雪の中心が太平洋側東部に移り、多い所でさらに50センチの雪が降る見込みで、交通障害などに警戒が必要です。

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