「ダサい」と評判のアップル純正バッテリー、実は美しかった
スマートフォンやタブレットをヘビーに使いこなしているユーザーは、いまだにバッテリー切れに悩まされているだろう。昔に比べると駆動時間は延びているし、カフェなどでも充電できるケースが増えているものの、出張先などでは困る場面が少なくない。
ここ最近、モデルバッテリー製品の数は驚くほど増えていて、競争は激化中だ。それぞれのバッテリーは用途に合わせて作られているので、1つですべてを賄えるわけではない。ということで、今回はシチュエーション別に使い分けたいバッテリー3製品を紹介する。
製品選びのポイント以下の3つだ。なお、バッテリーの実充電量などのテストはしていないので、あくまでもカタログ値をベースに話を進めている。
【シチュエーション1】iPhoneを1日1回程度充電できれば十分な人には……
【シチュエーション2】出張や旅行用に大容量タイプが欲しい人は……
【シチュエーション3】ノートパソコンの充電にも使いたい人は……
iPhoneをガンガン使っている人からは、バッテリーが持たないという話をよく耳にする。iPhone 6s Plusを使っている僕は、幸いにしてあまり困ったことがないのだが、容量の小さいiPhone 6や6sだとバッテリー切れになりやすいのだろう。
バッテリーは、ゲームや動画にハマったりすると、あっという間に消費されてしまう。テザリングも同様だ。そこで、モバイルバッテリーが必要になるわけだ。ただ、ケーブルでつなぐタイプで充電しながら利用するのはうっとうしいので、ジャケット兼用バッテリーを選ぶ人も少なくない。
そんなニーズを見越してか、アップルから最近、純正のバッテリー内蔵ケース「iPhone 6s Smart Battery Case」が発売されたのだが、これがもう信じられないほど美しい。下の写真ではぶざまに膨らんでいるように見えるかもしれないし、ネットでも「アップルなのにダサい」とずいぶん話題になった。だが、実際に触ってみると、つや消しでしっとりとした手触りに多くの人が夢中になるはずだ。おそらくラバー製なのだろう、質感が素晴らし過ぎる。
このバッテリーの容量は1877mAhで、さほど大容量というわけではないが、カタログ値では、インターネット利用を最大18時間に延長できるとなっている。ケースにセットしたままLightningケーブルを挿すと、モバイルバッテリーとiPhone本体を同時に充電できる仕組みも便利だ。
価格は直販で1万1800円とかなり高いが、毎日使うことを考えれば納得だろう。何しろバッテリーが2日くらいは持つようになるのだ。
ただ残念なのは、iPhone 6s Plusに対応する製品がないこと。おそらく大きくなり過ぎるからだろう。
【シチュエーション1】iPhoneを1日1回程度充電できれば十分な人には……
【結論1】iPhone 6や6sならアップル純正のバッテリー内蔵ケースを選べる
僕は、1泊程度の出張や旅行にも、モバイルバッテリーをぜひ持っていきたいと思う。基本的には夜間に充電しておけばいいのだが、移動時間が長いと途中でバッテリー切れに陥る可能性がある。出張や旅行では、ノートパソコンを取り出せなかったりして、普段にも増してスマートフォンの出番が増えるのだ。
僕は今年、海外出張の際にデジカメの電池が切れてしまい、大変な思いをした。夜、ホテルに帰ってきたころには、2台のスマートフォン、タブレット、モバイルルーター、デジカメなどが、片っぱしからバッテリー切れになっている。それらをホテルの部屋の電源だけで充電するのは厳しい。
やはり、容量が大きめのバッテリーが1つあると安心できる。僕が選んだのは、EasyAccの「EasyAcc Monster 20000mAh Power Bank」という20000mAhの製品だ。容量が大きいのはいいが、454gと重いので、オーバースペックだと思う方は別の製品を選択してほしい。
この製品の特徴は、2つの入力ポートを搭載していること。そのため、大容量にもかかわらず6時間の充電時間で満タンになる。出力は4ポートあるので、4台の機器に同時充電が可能。iPhone 6に7.5回以上充電できるというのだから心強い。
本体がちょっとチープだが、2015年12月時点では3699円と手ごろな価格だった。
【シチュエーション2】出張や旅行用に大容量タイプが欲しい人は……
【結論2】充電時間を短縮できる、入力ポートが2つあるタイプがおすすめ
パソコンに充電できる高電圧のモバイルバッテリーもちらほら登場しているが、どれもかなり高価で手を出しづらかった。ところが、アンカーの新モデル「Anker PowerCore+ 26800」は、2015年12月時点で3999円と、安価な製品が出てきた。
現時点で対応しているパソコンは、Macbook(Airなどではなくいわゆる12インチのMacbook)といくつかのタブレットのみ。対応機種が少ないのが残念だが、Macbookユーザーにはかなりおすすめだ。何しろ、このモバイルバッテリーは、Macbookを3回フル充電できるというのだ。さらにiPhone 6なら10回、iPad Airなら2回充電できるとのこと。
対応するスマホ・タブレットはまだ多くないものの、端末がQuickCharge 2.0に対応していれば急速充電が可能だ。このモバイルバッテリー自体もQuickCharge 2.0対応なので、付属する専用のACアダプターで充電すれば8~9時間でフル充電できる。
重量は約590gと大画面のタブレット並みに重いので持ち歩きには向かない。だが、長期の出張や、キャンプのような電源がないところに長時間滞在する際に役立つだろう。
自宅やオフィスに常備しておけば、万一の停電などにも備えられる。たとえ年に数回しか使わないとしても、常備しておく価値はありそうだ。
【シチュエーション3】ノートパソコンの充電にも使いたい人は……
【結論3】停電に備えて高電圧モデルを常備しておきたい
