田中社長、21日にも会見=進退に言及も―東芝の不適切会計
東芝の田中久雄社長は16日、不適切な会計処理の問題で21日にも東京都内で記者会見する方針を固めた。社外の第三者委員会(委員長・上田広一元東京高検検事長)から20日前後に調査報告書を受け取った上で、報告書で認定された営業利益のかさ上げ額と、その原因を公表し、再発防止に取り組む決意を表明する。自身の進退に言及する可能性もある。
第三者委は、東芝の不適切会計がインフラ、半導体、パソコンなどほぼ全ての主要事業部門で見つかったことなどから、組織的行為と認定する方針。営業利益のかさ上げ額は最大2000億円に上る可能性があり、田中氏や前社長の佐々木則夫副会長は引責辞任する見通しだ。
東芝関係者によると、同社は第三者委からの報告書を受け、20、21日のいずれかに取締役会を開く予定だと16人の取締役全員に伝えた。報告書の内容や再発防止策について議論するとみられる。
