赤字急拡大のソニー債投資、格下げ後まで待つべきだ

赤字急拡大のソニー債投資、格下げ後まで待つべきだ-BNP

9月18日(ブルームバーグ):BNPパリバは、2015年3月期の純損失拡大を17日に発表したソニーの社債投資について、格下げ後まで待つべきだとの見解を示した。

BNPパリバの中空麻奈チーフクレジットアナリストは18日のインタビューで、ソニーの格下げが見込まれているため、それまでは社債投資を控え、リストラ計画を見極めた上で、格下げ後に買うべきだと語った。

ソニーは17日、モバイル事業での減損計上見込みを理由に、15年度の純損失が従来予想の500億円から2300億円に拡大するとの見通しを公表。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)と日本格付研究所(JCR)は18日、損失拡大を受け、ソニーに格下げの可能性があると18日に発表した。S&Pによるソニーの長期会社格付けは投資適格で最低の「BBB-」。

業績見通し修正を受けた会見で、ソニーの平井一夫社長は辞任を否定した。しかし、同社が現状を脱するには経営陣を変え、リストラをさらに進め、イメージセンサー、電子機器受託製造(EMS)などの強みにより特化すべきだと中空氏は語った。

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