<三越伊勢丹>三井発祥の地 三重・松阪に出店計画

<三越伊勢丹>三井発祥の地 三重・松阪に出店計画

旧財閥の三井家発祥の地・三重県松阪市に、三井グループの三越伊勢丹が中小型店舗の出店を検討していることが分かった。三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長が13日、同市内で記者会見し、「発祥の地に店を構えることは、歴史的にも文化的にも大きな意味がある。数年のうちに何らかの形でお世話になる」と述べた。

大西社長によると、店の規模は300~500平方メートルを検討している。三越伊勢丹は地域密着型の中小型店舗を全国に200店展開する計画を進めており、その一環とみられる。今後、具体的な出店場所などの調査を進めるという。

 出店を巡っては、松阪市の山中光茂市長が「発祥の地」をアピールして三越伊勢丹側に要請していた。大西社長はこの日、山中市長との間で、地域の社会貢献などに協力する協定を結んだ。山中市長は「約400年の歴史を超え、(三井グループとの)縁を復活させたい」と出店に期待を寄せた。

 松阪市は、江戸時代の豪商で三井グループの礎を築いた三井高利(1622~94年)の生誕地。

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