鳥池の巨大魚タキタロウ“伝説”に挑む 鶴岡・きょうから生態調査

大鳥池の巨大魚タキタロウ“伝説”に挑む 鶴岡・きょうから生態調査

鶴岡市大鳥の大鳥池に生息するとされる幻の巨大魚タキタロウの生態調査が、きょう6日から現地で始まる。8日まで3日間、魚群探知機などを使って池を探索。タキタロウの魚影を追い、鶴岡を代表する“伝説”に挑む。

 タキタロウは体長約2メートルとされる巨大魚。長い下あごと大きな尾びれが特徴で、100年以上前から大鳥池に生息しているという。漫画家矢口高雄さんの漫画「釣りキチ三平」で取り上げられ、全国に知られるようになった。

 1983(昭和58)年に地元住民や専門家による調査隊が結成され、3年間にわたり調査。85年には体長約80センチの魚を捕獲、専門家に鑑定を依頼したが、正確な魚種は分からなかった。この時の魚は剥製にして、大鳥地区のタキタロウ館で展示している。

 今回の調査は同地区の住民らでつくる大鳥地域づくり協議会が企画。地域資源であるタキタロウの魅力をあらためて掘り起こし、地域活性につなげたい考えだ。メンバーは地元住民6人に加え、インターネット上で募った県内外のタキタロウファン8人。同地区の集落から林道を車で20分ほど移動し、さらに約2時間半かけて山道を登る行程で、大鳥池近くの小屋で寝泊まりしながら、調査を進める。

 池は朝日連峰の北部にある県内最大の自然湖沼。大規模な山崩れによって形成されたせき止め湖という。面積約40ヘクタール、最大深度約70メートル。湖の周囲は3.2キロで、長径は1キロに達する。メンバーは2班に分かれてボートに乗り込み、水質や水温を検査したり、魚群探知機を使って水中を調べたりする。タキタロウとみられる魚影の確認が目的で、捕獲は試みない。

 メンバーで市地域おこし協力隊の田口比呂貴さん(27)は「タキタロウ伝説にロマンを感じる。実際に生息しているところを自分の目で確かめたい」。同協議会事務局の佐藤征勝さん(71)は「タキタロウの存在を確認し、大鳥池の豊かな自然を立証したい」と意気込んでいる。

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