受信トレイの容量は無制限、いくつものメールをOutlookで一元管理

Microsoft が提供する無料のメールサービスが Outlook.com です。インターネットを利用している方の多くが、すでにメールを利用していて「今さら乗り換えるのもなぁ・・・」とお思いでしょう。ですが、Outlook.com は他のメールサービスを利用している人であっても、新たに利用するメリットがあるんです。今時はウェブメールのアカウントを 2 つ 3 つ持っていることも当たり前。この機会にとても便利な Outlook.com を活用してみてはいかがでしょう。
Outlook.com の特徴を MSN 編集部が解説します。

Outlook.com は、これまで Microsoft が提供していた無料メールサービスを統合する形で生まれた、まったく新しいウェブメールです。Microsoft アカウントを取得すれば誰でも無料で使うことができ、オンラインストレージである OneDrive などの Microsoft のサービスに登録したことがある人なら、同じアカウントですぐに始められます。

Outlook.com の大きな特徴は、Microsoft Office ファイルの扱いやすい点にあります。メールでWord や Excel などのファイルが送られてきたら、Microsoft Office がインストールされていない PC であっても、受信トレイから開くことができるのです。ファイルのアイコンに表示される「オンラインで表示」を選ぶことで直接ファイルの内容を閲覧することができ、さらに「ブラウザーで編集」を選ぶことで、内容を変更したり、OneDrive 上に保存したりといったこともできます。この OneDrive は、Microsoft アカウントを持っているユーザー、つまり Outlook.com ユーザーなら無料で 15GB まで使えるので、Office ファイルだけでなく送られて来た写真を保存して、さらに他の友達と共有するといった、さらなる活用の場面が期待できます。

Outlook.com が優れているのは、何も Microsoft のサービスとだけ連携できるからではありません。他のメールサービスとの連携も可能という点も大きな特徴です。例えば、今まで Gmail を使っていたユーザーなら、「オプション > アカウントの管理」から「メールアカウントのインポート」を実行することで、Gmail のアドレス宛に届いたメールを Outlook.com で読むことができ、さらに Gmail のアドレスのまま返信もできます。

受信トレイの容量は無制限なので、いくつものメールアカウントを登録しても、たくさんのメールを受信してストレージがあふれる心配がありません。さらにスゴいのは、アカウント連携によってメールだけでなくカレンダーも統合してくれるところです。複数のメールアドレスを使い分けたり、家族や友達とカレンダーを共有したりするうちに、いくつものサービスをバラバラに使うようになり、管理する手間に疲れた人も多いはず。Outlook.com でメールを一元管理すれば、毎日 Outlook.com だけを見れば OK なんです。

Outlook.com には「People」という、画期的なアドレス帳機能があります。People は、単にメールをやりとりした相手を登録できるだけではなく、Skype などのチャットツール、Facebook や LinkedIn といった SNS のアカウントを登録すると、それらのサービスで繋がっている相手、つまり連絡先リストやフレンドリストに登録しているアカウントを一元管理できるというものです。最近はメールだけでなく、メッセンジャーや SNS のチャット機能で、友人や知人とやりとりをすることが増えて来ましたが、多くのサービスを使っていると、誰とどのサービスで繋がっているのか、覚えておくこと自体が煩わしいものです。でも、誰かに連絡をしたい時は、People を開くことで、相手とどのサービスで繋がっているかを気にすることなく、自由にコミュニケーションを始めることができます。

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