中国参謀長「自国領内の活動」=南シナ海で石油掘削継続

「自国領内の活動」=南シナ海で石油掘削継続―中国参謀長

米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は15日、ワシントン近郊の国防総省で中国人民解放軍の房峰輝総参謀長と会談した。房総参謀長は会談後、ベトナムの強い反発を招いている南シナ海での石油掘削作業について、中国の領海内での通常の活動であり、続けていくと表明。自制を求める米側との議論は平行線をたどったもようだ。
 米中はこれまでも、南シナ海の領有権問題や沖縄県・尖閣諸島をめぐる日本との対立に関し、意見を戦わせてきた。軍トップ同士の会談では、秋までに両者間でビデオ会議ができる体制を確立するなど、意思疎通を図っていくことで一致したが、具体的争点での溝は依然深いことが改めて浮き彫りになった。
 房総参謀長は共同記者会見で「中国が自らの領海内で掘削活動に当たることは、至って正常な行為だ。掘削施設の安全を確保し、活動を継続できるようにしていく」と明言。妨害を主導しているのはベトナムだと非難し、「祖先から引き継いだ領土をわずかでも失うわけにはいかない」と強調した。

反中暴動で21人死亡=ロイター報道-ベトナム

中国の南シナ海での石油掘削に抗議してベトナムで起きた反中暴動で、中国人とみられる16人、ベトナム人5人が死亡した。ロイター通信が15日、中部ハティン省の病院の医師の話として伝えた。

ベトナムでは全国で反中抗議行動が激化しており、中国系の工場などを狙った略奪行為や放火が相次いでいる。ハティン省の病院には14日夜、約100人が運び込まれ、そのほとんどが中国人という。

ベトナム語で「私は台湾人」=被害防止へシール配布-台湾

台湾外交部(外務省)は15日、ベトナムで起きた反中暴動で台湾系企業も放火、略奪などの被害を受けているため、ベトナム語で「私は台湾人です」と表記したシールを作製し、現地の台湾人に配布した。会社、自宅の建物や衣服に貼ってもらう。

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