台湾の陳前総統、刑務所で自殺を図る=法務省
台湾法務部(法務省)は3日、陳水扁前総統が刑務所のトイレでタオルを使い自殺を図ったが、看守が早期に発見したことで命に別条はなかったと発表した。
陳氏は収賄やマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で懲役20年の判決を受けており、現在台中の刑務所で服役中。
法務部によると、同氏は汚職容疑に抗議するために自殺を図った。
台湾主権独立派の陳水扁氏は2000年から2008年の間総統を務めた。自身と家族が対象となっている収賄、マネーロンダリング(資金洗浄)と総統府機密費不正流用の疑惑については、陳氏は政治的謀略との認識を示している。
陳水扁前総統が自殺未遂 台湾
【台北=吉村剛史】台湾の法務部(法務省)矯正署は3日、収賄罪などで実刑が確定している陳水扁前総統(62)が2日夜、収容先の台中監獄(刑務所)付属病院の浴室で、タオルを蛇口に引っかけて自殺をはかったと発表した。刑務官が気づいて制止し、陳氏にけがはなかった。陳氏は重度の鬱病と診断され、4月に台北市内の病院から移送されたばかり。
陳氏は機密費流用に関する裁判が継続しており、陳氏の事務所では、首長らの公費使用に関し、違法行為の範囲を狭める与党主導の法改正を立法院(国会)が5月末に承認したにもかかわらず、陳氏が罪に問われた行為が免責対象にならなかったことの「不公平」などを指摘していたという。
<台湾>陳前総統が自殺図る 刑務所付属病院内で
【台北・鈴木玲子】台湾法務部(法務省)は3日、在任中の汚職事件で有罪となり服役中の陳水扁(ちん・すいへん)前総統(62)が2日夜、服役している台中刑務所付属病院内の自室で、タオルを使って自殺を図ったと発表した。陳前総統はすぐに発見され、命に別条はないという。
陳前総統は重度のうつ病と診断され、昨年9月から台北市内の病院に入院し、今年4月に同刑務所付属病院に移送された。陳前総統の家族や支持者らは「自殺する恐れもある。仮釈放し、自宅からの通院治療にすべきだ」と訴えていた。
