カメラ革命へ、薄さ60ナノメートルの平面レンズ

カメラ革命へ、薄さ60ナノメートルの平らなレンズ

ハーヴァード大学の研究者グループが、カメラ用レンズの常識を変える可能性がある、新たな技術を開発した。

同大学大学院(Harvard School of Engineering and Applied Sciences:SEAS)の研究者が開発したのは、極薄のシリコンウェハーを利用した、薄さ60ナノメートルの平らなレンズ。同プロジェクト主任研究員のフェデリコ・カパッソらが研究成果をウェブサイトで公開すると、大量のアクセスが殺到したという。「人々は(この技術に)革命的な可能性を見い出している」(カパッソ)

現在のカメラに使われている曲面ガラスには、捉えた画像に歪みが生じるという問題がある。レンズの端のほうで捉えた光はしばしば他の光とうまく集束せず、フレームの端の部分がぼやけてしまうため、通常は複数のレンズを組み合わせて収差を補正している。

それに対し、カパッソ氏らが開発した平らなレンズは、彼らが「ナノアンテナ」と呼ぶナノ構造物がシリコンウェハー上に配列されていて、これがレンズを通過した光線を一点に集める役割を果たす。「われわれは人工的に光を屈折させる方法を開発した」(カパッソ)

いまのところ、このレンズが扱える光の波長は一種類だが、将来的には複数の光波を扱えるものを開発する計画もあるという。

従来の曲面レンズが市場からすぐに姿を消す可能性は少ないが、画像のゆがみがなく、かさばらないフラットレンズが大量生産されるというのは楽しみな可能性である。


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