2012年冬:いま話題の“高級コンパクト”6機種を試す(画像編)
先日お送りした「操作編」に引き続き、今回は画像編をお送りする。繰り返しとなるが、比較したカメラは、OLYMPUS STYLUS XZ-2、キヤノンPowerShot G15、ソニーサイバーショットDSC-RX100、ニコンCOOLPIX P7700、パナソニックLUMIX DMC-LX7、FUJIFILM XF1の6モデルだ。
2回に渡り、高級コンパクトといわれる6モデルを並べて見てきた。いずれも操作性、描写ともコンパクトデジタルカメラとして不足を感じるようなことがなく、その完成度の高さとともに、所有欲を満たすものばかりである。正直、このなかから最高の1台を選ぶことは至難ともいえるもので、最終的にはどのカメラを選んでも後悔することはないように思える。
古い話で申し訳ないが、フィルム時代の90年代、高級コンパクトがブームとなったときがあった。当時は10万円を越すものがほとんどで、誰しもが簡単に手を出せる代物ではなかった。しかし、デジタルの高級コンパクトといわれるものは、その半分以下の価格のものが多く、しかもフィルム代や現像代は当然かからないわけだから、敷居は格段に低い。これを機に、ぜひ高級コンパクトデジタルカメラの購入を検討してみてほしい。
まあ〜「どのカメラを選んでも後悔することはない」けれども、高級コンパクトを手に入れたいなら、やっぱり「キヤノンPowerShot G15」の方がいい!