トヨタ、世界で743万台リコール…過去最大
トヨタ自動車は10日、世界で計14車種、約743万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
トヨタが一度にリコールした台数としては過去最大となる。パワーウインドーのスイッチの潤滑油が均一に塗られておらず、スイッチが正常に作動しない恐れがあるためだ。事故や発火、けが人の報告はないという。
トヨタは2011年に世界で710万台を販売したが、今回のリコール台数はこれを上回る規模となる。
国内では、06年9月~08年7月に生産された「ヴィッツ」「ラクティス」など6車種、約46万台をリコールする。海外分は05年7月~10年5月に生産された「カローラ」「カムリ」など12車種、約697万台で、このうち米国は約247万台、欧州は約139万台、中国は約140万台が対象となる。
10日に世界で14車種・約743万台をリコール(回収・無償修理)すると発表したことや円高が売り材料となった。パワーウインドーに不具合が発生する可能性があり、過去のリコールでは最大規模になるとしている。また、対ドル、対ユーロで円高に振れている。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が10日、スペイン国債の長期信用格付けを「BBB+」から「BBB-」に一気に2段階引き下げたことがドル売り材料となった。
まあ〜頭が大きすぎてトヨタの名前を変えた方がいいだろうね。