ニコン Nikon D90 にはWi-Fi機能が内蔵されてない(無線LAN対応してない)から、Wi-Fiで写真をパソコンやスマホに自動転送できるSDカードに興味があるので、無線LAN内蔵SD「Eye-Fi」を試してみた。
無線LAN内蔵SD「Eye-Fi」を試す。ニコンD90には専用メニューが出現!
「旅先で夢中になってデジカメのシャッターを切ったはいいものの、自宅に帰ってから大量の写真をパソコンに取り込むのが面倒」--。そんな悩みは、1枚のSDカードだけで全部解決します。
「Eye-Fi(アイファイ)」は、無線LAN機能を内蔵したSDメモリーカード。見た目は普通のSDカードそのものですが、デジタルカメラにEye-Fiをセットして写真を撮るだけで、撮影した画像を自動的に無線LAN経由でパソコンに保存してくれるのです。
カードリーダーを使ったり、デジカメをパソコンとケーブルでつなぐといった作業は一切不要! さらに、「Picasaウェブアルバム」などのオンラインアルバムにも自動で写真を転送してくれます。魔法のようなSDカード、Eye-Fiを入手したので、さっそく使ってみた感想をお届けします。
Eye-Fi MobiカードからMacに転送出来る「Eye-Fi Mobi Desktop Receiver for Mac」ベータ版を試す
Eye-Fi Mobiカードは、Eye-Fi Pro X2カードとは異なり、パソコン転送機能が提供されていませんでしたが、今回、先行公開されていた「Eye-Fi Mobi Desktop Receiver for Windows」に続き、Mac版も公開されました。
アクティーベーションが完了すると、写真と動画を保存するフォルダが作成されます。
また、Eye-Fi Mobiカードへのパスワードアクセスも自動的に行われ、iOSアプリからアクセスするのと同様、簡単に接続することが出来ます。
カメラ側でシャッターを切ると、Eye-Fi MobiカードからMacへの転送が開始されます。
転送されている状況は、サムネイルと一緒に進行状況が表示されるウィンドウ表示がされます。
※この対応表は、2015年7月に更新したものです。
モデル名 | Eye-Fi X2 Mobi |
備考 |
D7200 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D7100 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D7000 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D5500 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D5300 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D5200 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D5100 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D5000 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D3300 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D3200 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D3100 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D3000 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D800 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載・※要ファームウェアアップデート |
D810 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D750 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D600 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D610 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D300s | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
D90 | ○ | Eye-Fi連動機能搭載 |
アイファイジャパン、RAWや選択転送が可能な「Eyefi Mobi Pro」
アイファイジャパン株式会社は、Wi-Fiを内蔵したSDカード「Eyefiカード」の最上位モデル「Eyefi Mobi Pro 32GB」を、3月27日に国内販売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,980円前後の見込み。
2014年に投入した「Eyefi Mobi」の上位モデルで、プロカメラマン向けにRAW画像転送機能と選択転送、Wi-Fiルータ経由での高速転送機能を追加。また、Eyefiクラウドサービス1年分が付属する(Eyefi Mobiは3カ月間のみ)。
容量は32GBで、CLASS10のスピードクラスに準拠。最大転送速度はリードが20MB/sec、ライトが23MB/sec。アクティベーションコードとカードリーダが付属する。