OS X Mountain Lion以降の音声入力できる。OS X Mavericks 10.9はもちろん練習せずに音声入力できる。
音声入力では、テキスト入力の代わりに自分の声を使うことができます。設定や特別なトレーニングは必要ありません。
音声入力の環境設定では、ショートカットキーや、必要に応じて言語、入力ソースを選択できます。
OS X App で音声入力を使うには、下記の手順を実行します。
最長で 30 秒まで連続して話すことができます。30 秒より長く話す方法については、この記事の「拡張音声入力機能」セクションを参照してください。紫色の入力メーターは声の大きさを示しています。このメーターが低すぎる場合は、マイクに近付くか、またはより大きな声で話してください。
Mavericks で拡張音声入力機能を使う
OS X Mavericks には、インターネットに接続していなくても音声入力できる高度な音声入力機能が備わっています。オフラインで音声入力を使うには、インターネットに接続している状態で、システム環境設定の「音声入力と読み上げ」パネルで、「拡張音声入力機能」を有効にします。
拡張音声入力機能をはじめて有効にすると、オフラインでの音声入力に必要な追加コンテンツがダウンロードされます。追加コンテンツのダウンロードに必要なディスクの空き容量は、お使いの言語によって異なります。追加ソフトウェアのダウンロードが完了すると、インターネットに接続できない場所でも音声入力を使えるようになります。
拡張音声入力機能では、声に出した言葉をテキストフィールドで確認しながら、続けて話すことができます。別のウインドウに切り替えたり、再び「Fn」キーを押したり、「完了」をクリックすると、音声入力が完了します。
Mountain Lion の音声入力にはインターネット接続が必要
Mountain Lion の音声入力にはインターネット接続が必要です。職場などで、ネットワークにプロキシサーバが含まれる場合、音声入力ではインターネットに接続されていないように見える場合があります。まれに、非常に速度の遅い接続が原因で、言葉を話すタイミングと話し終えた後にテキストフィールドに表示されるタイミングにずれ (遅れ) が生じる場合があります。音声入力で使うネットワークポートについては、こちらの記事 を参照してください。
音声入力は「すべて大文字にする」「新しい段落」「新しい行 (改行)」などの基本的なテキスト関連コマンドを理解します。
「丸 (句点)」、「読点」、「疑問符」、「感嘆符」と言うと、音声入力がそれぞれの記号をテキストフィールドに追加します。英語で日付 (January 30, 1983) を言う場合、「カンマ」と言う必要はありません。カンマは自動的に入力されます。
「笑顔」または「しかめっ面」などと言って、テキストに顔文字を挿入することもできます。
マイクを使う
Mac の内蔵マイクを使うか、または OS X がサポートしている接続タイプで外部の他社製マイクを接続することができます。Mac の内蔵マイク以外を使う場合は、システム環境設定の「音声入力と読み上げ」パネルで入力デバイスの変更が必要な場合があります。音声入力で希望のマイクを使用できない場合は、システム環境設定で「音声入力」パネルの設定を確認してください。
「拡張音声入力を使用」をクリックしてチェックを付ける。
もう一度「拡張音声入力を使用」をクリックする。そして使いたい音声入力言語を選び、自動的に拡張音声入力をダウンロードする。
コンピュータやディスプレイにマイクが内蔵されていない場合、音声入力を使うには外部マイクを接続する必要があります。
発音
音声入力は、使えば使うほど、ユーザの言葉を正しく認識するようになります。音声入力はユーザの声の特徴を学習し、ユーザの発音に適応します。最善の結果が得られるよう、システム環境設定の「音声入力」パネルの「言語」メニューで、お使いの方言を選択してください。言語によっては (英語など)、複数の選択肢から選べるものがあります。
中国語(台湾)も使ってみたい。
使いたい音声入力言語は「中国語(台湾)」と「日本語(日本)」だけ。
「音声入力と読み上げ」環境設定で音声入力を入にしておくと、テキスト入力ができる場所で「編集」>「音声入力を開始」と選択すれば音声入力ができます。
句点や読点などの句読点を挿入するには、句読点の名前を言います。
また、簡単な段落設定をすることもできます。たとえば、「次の行」または「次の段落」と言うと、行間にスペースが挿入されます。
読み上げたテキストが表示されます。
不明瞭なテキストには青いアンダーラインが引かれます。テキストが誤っている場合は、テキストをクリックして別の候補を選択するか、正しいテキストをタイプ入力または音声入力します。
デフォルトでは、Fn(ファンクション)キーを 2 回押すと音声入力が開始されます。必要に応じて、別のショートカットを選択することもできます。
リストに表示されていないショートカットを作成するには、「カスタマイズ」を選択してから、使用したいキーを押します。複数のキーを押してショートカットを作成できます。
タブを切り替えて「テキスト読み上げ」をクリックする。
出荷時の設定は女性3人、男性3人だけど。
「カスタマイズ」をクリックして、使いたい声を選択する。
僕が選択したのは「日本語(日本)」と「中国語(台湾)」だ。
OS X Mavericks 10.9の声は人間の声に似ているけど、アクセントでパソコンだと分かる。
音声入力をペアレンタルコントロール付きで使う
ペアレンタルコントロールで管理されているアカウントでは、デフォルトで音声入力が無効になっています。ペアレンタルコントロールで管理しているユーザアカウントの音声入力を有効にする方法については、こちらの記事 を参照してください。
ショートカットキーを変更する
音声入力は、デフォルトではファンクション (fn) キーをショートカットキーとして使って、音声入力を開始/終了しますが、簡単に別のキーに変更できます。システム環境設定を開き、「音声入力と読み上げ」をクリックしてから、「ショートカット」ポップアップメニューを使います。新しいショートカットキーを作成するには、2 つ (または 3 つ以上) のキーを押します。
言語を変更する
システム環境設定の「音声入力と読み上げ」パネルで、音声入力に使う言語を選択できます。お使いのシステムが下記のいずれかの言語に設定されている場合、自動的に適切なテキストが入力されます。
音声入力は、英語 (米国、英国およびオーストラリア)、フランス語、ドイツ語、日本語、北京語*、広東語*、スペイン語*、韓国語*、英語 (カナダ)*、フランス語 (カナダ)*、およびイタリア語* に対応します。
* これらの言語を音声入力するには、OS X Mountain Lion v10.8.2 以降が必要です。
音声入力とプライバシーについて
音声入力では、Mac を使って音声認識するか、Apple のサーバを使うかを選択できます。Mac で音声認識する場合は、音声入力した内容が Apple に送信されずに、テキストに変換されます。
サーバを使って音声認識する場合は、音声入力した内容が記録され、Apple に送信されてテキストに変換されます。ユーザの名前とニックネーム、アドレスブックの連絡先の名前、ニックネーム、およびユーザとの関係 (たとえば、「父」) などのその他の情報 (「ユーザデータ」) も、Apple に送信されます。このデータはすべて、音声入力機能による音声入力された内容の認識精度の向上に使用されます。Apple のその他のサービスを使用する際に Apple に送信されるその他のデータには関連付けられません。
Apple が収集する情報は、www.apple.com/jp/privacy でご覧いただける Apple のプライバシーポリシーに従って取り扱われます。
音声入力の環境設定は、システム環境設定の「音声入力と読み上げ」パネルで、いつでも切にすることができます。音声入力を切にしたり、サーバベースの音声認識を Mac ベースの音声認識に切り替えたりすると、Apple のサーバからユーザデータと最新の音声入力データが削除されます。すでにユーザとの関連付けが解除されている古い音声入力データは、Apple の製品とサービスにおける音声入力機能や Siri 機能全般の品質向上のため、一定期間保持されます。このような音声入力データには、音声入力された内容のオーディオファイルと記録、およびハードウェアやオペレーティングシステムの仕様とパフォーマンスの統計情報などの診断データなどが含まれます。
システム環境設定の「ペアレンタルコントロール」で、音声入力機能へのアクセスを制限することもできます。